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 柿喰う客 新作本公演2023「肉食獣」

 @下北沢 ザ・スズナリ(2023/12/08-17 13ステージ)12/8-11演出変更
 全指定 一般5000円 U-25 2800円 高校生以下1800円

 作・演出:中屋敷法仁 照明:長谷川 楓 音響:山本能久、田中 忍
 舞台監督:赤坂有紀子、杣谷昌洋 衣裳デザイン:西本朋子
 ヘアメイクデザイン:門永あかね 宣伝美術:山下浩介 宣伝写真:神ノ川智早
 映像収録・編集:竹崎博人 WEB:佐々木一美 制作:山田紗綾 制作助手:及川晴日
 制作デスク:北澤芙未子 企画:柿喰う客 主催:ゴーチ・ブラザーズ
 出演:
 牧田哲也  :馬耳櫻(バジサクラ 大学教授)
 加藤ひろたか:猪口才牡丹(チョコザイ ボタン 文人)
 田中穂先  :鹿舌紅葉(カノシタ モミギ 帝国軍人)
 原田理央  :鶏(鳥が隹)三足柏(トリミアシカシワ 新劇女優)
 長尾友里  :花鴨背葱銀杏(カモ セネギイチョウ 実業家)
 福井夏   :兔(クが刀)角月夜(トカクゲツヨ 男爵夫人)

 2023/12/14(木)晴 2:02-3:05PM(63)最前方上手 客席超満員(130人)
 客層:20才代中心に女性8割。
 客入れ:感染対策 手指消毒任意。パイプ椅子10列、階段追加席7人。
 当日パンフ A4 1枚 レトロ体裁・書体。物販。パンフ A4、缶バッチ。
 カーテンコール1回。

 新作本公演 インフル感染者がでたことで、初日から4日間は衣装照明音響なしで
 上演、本来版は本日二日目。
 舞台。いつもながらの装置なし、剥き出し燈体の包囲網。
 お話。明治・文明開化、江戸から一転、滋養に富む肉食解禁。浮かれる世間を余所に
 門下に肉食を禁じる俳句同人あり。精鋭6人(しかし掟破りで破門)の内、ストイック
 に原理主義を貫く馬耳櫻は一目置かれた存在。ある日同人の一人が謎の死をとげ、
 なにやらきな臭い事態に…。

 癖強いキャラが、マシンガンな台詞応酬を繰り広げる、ストロングスタイル。
 生者、死者も混在の異次元ミステリーからの救いのない残酷劇。黒い快感を生む
 スピードと切れの良さ。上流階級のファムファタール、福井夏が無双。

 アフタートーク 3:08-3:23PM(15)
 田中穂先(司会)、加藤ひろたか、牧田哲也
 ・フルスベック、通称焼き肉バージョン。その前は生肉、想像で補っているとこ
  あった。焼き肉で初日きたと再度ビリッとした。
 ・スズナリは下が飲食店なので匂いがする。今日はスルメを焼いてる匂いがして、
  美味しい気持ちになった。
 ・好きなシーン。櫻が日本刀を抜いて、三人が並ぶ、これから始まるぞの前シーン。
 ・中屋敷さんに演出提案すると(だだこねる含む)通ることもある話。
 ・パンフレット。対談をして気づきがあったこと。
 ・最後に3人で文章作り。牧田さんがあんまりで皆引く。牧田さん謝罪。

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