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 ギンギラ太陽's+西鉄ホール提携公演「ひよ子侍と消えたアイスクリスタル姫
 〜冷凍熱愛氷菓子大活劇 どうせ溶けちゃう恋だもの〜」

 @福岡 西鉄ホール(2024/11/07-10 6ステージ)
 全席指定(ギンギラ特製バッジ付)4400円

 作・演出・かぶりモノ造型・宣伝美術:大塚ムネト 舞台監督:糸山義則
 照明:元春有可里 音響:糸山和則 舞台美術:高井秀勇
 楽曲制作:中牧大輔(D-スタジオ) 衣裳:アトリエ アン
 宣伝イラスト:大野智湖 プロデューサー:石川鉄也、堀英明
 制作:ギンギラ太陽's ANMIX ENTERTAINMENT ピクニック 提携:西鉄ホール
 出演:配役は抜けあり。
 大城真和[Aプロ]:ひよ子侍
 上田裕子:アイスクリスタル姫、天神コア
 関岡マーク:十円兵衛
 紗羽[Mr.daydreamer]:十円丸、梅の花社中、お茶っ葉兵士
 宮木秀明[MYFLAG.llc]:白熊十兵衛、抹茶アイス将軍、すかいらーく
 宗真樹子[劇団きらら]:アイス饅頭、福岡城天守閣
 岡梨絵子[劇団ショーマンシップ]:ホームランバー、ふりかけ、梅の花社中
 内山侑香[14+ +U]:ブラックサンダー、スターフライヤー、
  チューチュー団(ポリ飲料)、梅の花社中
 高瀬龍之介[劇団ジグザグバイト]:チューチュー団(ポリ飲料)、割り箸左の助、
  お茶っ葉兵士
 八坂桜子[劇団ジグザグバイト]:梅の花社中、チューチュー団(ポリ飲料)、
  割り箸右の助、ビブレマン、資うどん?
 大塚ムネト:天神町メルヘン時計、ブラックモンブラン、マリノアシティ観覧車、
  POSシステム、博多ぶらぶら

 2024/11/10(日)小雨 1:03-2:56PM(90+20)前方下手 客席9割(280人?)
 客層:3世代 子供連れ〜ベテラン 女性過半数。客入れ:感染対策 特段なし。
 最前C列、Gから段差あり〜13列。缶バッチ全ブレ。当日パンフ A4縦折り3ページ。
 チョコパワー!で観客参加用小道具のため、表紙はカラーのチョコ写真柄。
 物販なし。カーテンコール1回後、役者毎にキャラ自己紹介、お楽しみプレゼント
 発表(空港限定品のチョコひよ子を2名へ)。成り行きで小道具の割れたひよ子
 サブレ(巨大)希望者多数で役者達で客席で配り祭。など盛り上がって20分。
 天神再開発一段落とのことで、来年6月「天神開拓史 最新版」上演とか。楽しみ。

 偶然にも昨日のSPACに続いて、愉快なかぶりもの芝居。
 舞台。かぶりもの役者が美術そのものなので、背景は2段の抽象、天守閣出演では
 バルコニーの高所使用。
 お話。恒例の氷菓フェア、和菓子とはいえ全国区、義侠心あるひよこ侍も慕われ、
 親しまれ。銘菓ぞろいの中、駄菓子屋のソフトアイスは肩身が狭い。アイスの中の
 氷の結晶、細やかで揃っているほど、ソフトな舌触りとなる、がその名の「アイス
 クリスタル」姫が失踪してしまう。同じ駄菓子屋仲間のチロルチョコ・十円兵衛も
 また。彼らの行く先を追う、ひよこ侍であったが。席巻するコンビニ菓子に立ち
 向かう小売商菓子のしがらみ、奮闘、新旧天神の商店の思いを交えて描く。

 人じゃないけど、人よりも人情あるモノ活劇@福岡密着。迷っているモノ達の救済と
 美味しさの追求のドラマ。お金とのジレンマが絡んでスパイシーで面白く、お菓子
 だけど甘辛い。生き残りの手だてに「コラボ」が幾たびか唱えられ。主人公アイスと
 チョコは氷解という取り返しのつかない憂き目に会うが、共にミルクとコラボして
 再生する。終演後、専門らしいお客さんが納得していたけど、そんな知見をロマン
 ティックに変えるのもこの劇団の素敵なところ。一人4,5役で役者さんの奮闘修行
 多彩なキャラ祭りとなって、客いじり、客参加で大いに盛り上がり。時を停める
 魔法が掛けられる設定で生死超え、天神物故ビル達まで現れたのは嬉しい驚き。
 コラボの例で資うどん+すかいらーくがでてきたのには苦笑。

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