マシュマロ･ウェーブ「エンジン」
＠渋谷・青山円形劇場 (1998/5/22-24 4ステージ）全自由 前売3000 当日3300
脚本：山下哲 演出：木村健三
出演：木村健三、小橋豊、沖田乱、天久聖一、山下哲、片岡正二郎、喜多敏之、古屋治男
1998/5/23(土)晴れ 7:30-9:00PM 中段から 客席７割(200人？)
客層：20〜30才代中心。男女半々。
客入れ：折り込みパンフに今回舞台となっている、ぶどうの丘＠山梨の観光パンフ
あり。劇場ロビーには壁新聞然と武田信玄やら、山梨のあれこれ豆知識が掲示。
舞台。円形劇場の壁ぐるりと山並みの絵。アリーナありの客席に横幅一杯、児童画
みたいなかきわり舞台。立木の絵、ポスト、段ボールハウスみたいな小屋とか。
お話。野原にある孤児院。みんな巣立って、じじいと３５才孤児（小橋）のみ居残
り。そこにキング（オーナー？）からの謎めいた手紙。エンジンに火をつけろ。同
じ手紙を受け取った、かつての孤児達も帰還。なにをすべきか、と考えながら、20
年以上前に中断していた缶蹴りを再会しようとする。折しも、１０万人芸術家マラ
ソンを主宰する、環境天才芸術家（天久）が村興しで招かれていることを知る彼ら
ランナーが通れば、缶は蹴り飛ばされてしまう。まだ来ない仲間のためにもイベン
トの阻止必至。それぞれなりに計略を巡らすのだが。
脱力な熱血芝居にくすくす笑い。短絡な展開、すかしてるおとぼけぶりがおかしい
イベント中止させるため、選挙で村長になるのだ＞選挙って決まったときにやるん
だって、ちぇ。な会話を３５才男達がおおまじめにしてたり。くだらなくはあるけ
ど、友情や高い志を巡る物語の芯がちゃんとあるのには好感ねこ。
役者。小橋さん。もさっとした、いるだけで面白いのは相変わらず。言葉少なくも
ここぞの一言が○。漫画家でマシュマロ常連の天久さん。なにいってるんだかな、
芸術家役。台詞忘れて？、よけいわけわからん演技を。台詞を山下さんに促された
りして、ご苦労様。
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