＠新宿三丁目 サンモールスタジオ(2007/3/27-4/6 15ステージ)
http://www.sun-mallstudio.com/
全指定 前売3500円 当日3800円
作・演出 田村孝裕[ONEOR8]
美術：香坂奈奈 照明：和田典夫[満平舎] 音響：小沢高史 舞台監督：西山竜一
宣伝美術：由比まゆみ[egg design] 制作： 上田郁子[オフィス・ムベ］
出演：
三田村周三：父(バイク店主)
岡本麗 ：母
古屋治男 ：剛史(長男)
朝倉伸二 ：浩史(次男)
冨田直美 ：亜由美(長女)
中村方隆 ：坂本(婚約者 元上司)
久下恵美 ：芽衣子(次女)
平野 圭 ：福原(芽衣子の夫)
保倉大朔 ：三宅(従業員)
栗田かおり：進藤(家政婦)
2007/4/7(土)晴 2:10-4:03PM(1'51) 後方上手 客席満員(90人)
客層：20歳代と中高年半々の大人客席。女性6,7割。
客入れ：通り側にでかいポスター＋案内人常駐。入り口がわかりにくい劇場場所に
配慮。ベンチ2列、雛壇にパイプ椅子5列。前後左右とも狭いので早め入場が吉。
折り込みチラシ結構。折り込みパンフA6 4ページ。相関図、挨拶、予定。
次回公演。来年1/15-27＠中野ザ・ポケット「天井」作演出：蓬莱竜太 カーテン
コール2回＋三田村さん挨拶 2分。長男役古屋さん脚本の公演PR チラシ写真の
植木屋集合写真は、三田村組役者さん達の実際仕事でもあるとか。へー。
中堅役者＋若き正統派・田村孝裕の作・演出にて。
舞台。リアルにつくられた木造住宅の小さな居間。中央に下手に曲がる２階への階段
踊り場の窓から夕日が注ぎ。廊下の上手がトイレ〜台所、下手がバイク屋店頭の設定
居間の中央に座卓。上手にテレビ、上方に神棚。下手に箪笥、上に小さな仏壇。
上方の棚に木彫りの熊とか置物。壁にバイク＋イケメンモデルのピンナップが貼られ
お話。ガンで逝った妻と残された夫、４人の子供達ら家族。四十九日の法要から思い
起こされる、実家に戻った最後の日。疎遠の兄妹達が揃い、すったもんだ。あげくに
長女が連れてきた結婚相手は不倫の果て・父親より年上の男。騒動と和解の家族
ドラマ。
ちと冗漫も妙なる人間ドラマとし、さすが。ありげな家族の葛藤、友愛と反発を
賑やかに、またしみじみと描いてく。亡妻が残した手紙や病室での夫婦の会話、
残される者への見透かし、その思いやりが沁み。適度にメリハリあり、破綻のない
演出で安心して楽しめ、広く勧められる舞台となり。役者。妻役・岡本麗。清々しい
ストレートさ○。
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