＠吉祥寺 Art Center Ongoing(2012/8/5 2ステージ)
http://www.ongoing.jp/
予約2000円＋ドリンク代 当日券2500円＋ドリンク代
＠小金井アートスポット シャトー2F・カフェ 8/4 2ステージ
テキスト・演出：藤田貴大 スタッフ 明石伶子、召田実子、林香菜
企画：ユリイカ、マームとジプシー
テキスト
エドガー・アラン・ポー「大鴉」
「プールにまつわる、エトセトラ」(ユリイカ2012年8月号掲載)
「Kと真夜中のほとりで」(ユリイカ2012年3月号掲載)
出演：青柳いづみ
2012/8/5(日)晴 9:09-10:12PM(1'03)前方中央 客席超満員(35人？)
客層：20-30歳代、時々中年層。男女半々。
客入れ：民家改造の小ギャラリー2F。窓に向かって、桟敷1、釣り椅子1、ベンチ１、
丸椅子2がぎっちり。荷物預かり積極的。立見数人。折り込みチラシ1枚。パンフ
小便せん形式1枚。刺繍がおまけ。 物販。原作掲載ユリイカ。終演後サインして
くれ。カーテンコール1回。
ユリイカ掲載の詩を読むリーディング企画。
舞台。横に広い戸外窓を背景。上の壁に雲間の月、水面と波紋映像を投影。
ＣＤとミキサーをおいたテーブル、下にアナログＴＶ。背もたれ付き椅子が１、
脇に丸椅子１。両側に写真ら展示作品パネル、上手端に会場上階からの階段。
構成。椅子に座り、ポー「大鴉」。読み終わって、脇に放り投げる。
「プールにまつわる、エトセトラ」学校のプールを憶えてますか、見たところとうに
学生を終えたと人ばかり、思いだしてと前置き。テキストは持たず、語り。曲だし。
飛び込み台で椅子に上がり、見下ろす。水面が揺らぐ映像。マイクを持ち。
繰り返し前後歩き。ついで、「Kと真夜中のほとりで」。波紋の映像。ＴＶにホワイト
ノイズ。訪ねきたKの軌跡を追い、湖へと歩く。
日没前公演は自然光のまま？、にしても青柳いづみ演じる少女の内はいまだ夜半かと
胸痛み。逡巡と呪縛する脳内を、繰り返す歩行動作、環境ビデオとも描き。シンプル
な装置、趣向だけど、味わい深く、見入るねこ。「kと真夜中」で、最後に朝を
臨むのがいつになく救いを感じるねこ。
[月間一覧］