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 マームとジプシー「あ、ストレンジャー」

 @吉祥寺 吉祥寺シアター(2013/1/18-27 12ステージ)
 http://www.musashino-culture.or.jp/k_theatre/
 全自由 予約3000円当日3500円
  @いわき いわき芸術文化交流館アリオス小劇場 2/1,3 2ステージ
  @横浜 のげシャーレ 2/9-12 5ステージ

 原案:アルベール・カミュ「異邦人」  作・演出:藤田貴大
 舞台監督:森山香緒梨 照明:吉成陽子、富山貴之
 照明オペレーター;山岡菜友子(青年団) 音響:角田里枝
 舞台美術;細川浩伸(急な坂アトリエ) 映像:召田実子 音楽提供:大谷能生
 衣装協力:高橋愛[suzuki takayuki] 宣伝美術:本橋若子 制作:林香莱
 共催:(公財)武蔵野文化事業 助成:公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団、
 芸術文化振興基金助成事業 主催:マームとジプシー
 出演:
 青柳いづみ、石井亮介、荻原綾、尾野島慎太朗、高山玲子

 2013/01/22(火)晴 7:36-9:16PM(1'40)後方下手 客席満員(160人)
 客層:20-30才代中心、男女半々、中年層ぽちぽち。
 客入れ:整理番号順、開場時40人ほど。通常ひな壇客席。最前列と中段から埋まり。
 上下に展開、上方スクリーンらを使うので後方が把握し易し。折り込みチラシ厚め
 袋入り。パンフ 三角形冊子。次回公演 8/5-15「cocoon」@東京芸術劇場イースト
 3/30-31 吾妻橋DX参加。物販未確認(なし?) カーテンコール1回。

 2011年4月SNACでの初演作品(ねこ未見)、一挙に会場、員数を拡大して再演。
 舞台。上手床に白テープの道路、交差点。傍らにテーブルと道の先にライブ映像を
 投影するスクリーン。下手に写真スタジオのような幕が床面から天井。
 上部に海辺映像と裸電球。後方の劇場搬入口は、最終番の透明になる演出(幕など
 落とされる)前に開放。

 お話。不満、悪口、暴力がはびこる町。私は、私たちは、いつも余所者で居場所が
 無かった、自ら無くしていった。

 立体的に空間を開くけど、濃密な孤独感は損なわず。反復が前回公演のような
 ヒステリックな動きや発話の連続は潜め、物語と折々の心情にかっちりと呼応し。
 見やすく、またスマートになってて○。装うことをしない、できない絶望を抱えた
 主人公に青柳いづみ。我に返っても帰る場所がない孤独感をニュートラルに演じて、
 まあすごい。
 

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