＠横浜 神奈川芸術劇場 大スタジオ(2013/11/21-12/1 13ステージ)
http://www.kaat.jp/
全自由(整理番号付き) 予約・前売3000円 当日3500円
＠新潟 りゅーとぴあ新潟市芸術文化会館劇場 12/6-7 2ステージ
＠北九州 北九州芸術劇場 小劇場 12/14-15 3ステージ
作・演出 藤田貴大 舞台監督：森山香緒梨 音響：角田里枝 照明：富山貴之
衣装：高橋愛(suzuki takayuki) 宣伝美術：本橋若子 演出助手：小椋史子
当日パンフレット：青柳いずみ 制作：林香菜
主催：マームとジプシー 提携：KAAT神奈川芸術劇場
助成：ACY先駆的芸術活動支援助成
出演：
石井亮介、伊東茄那、荻原綾、尾野島慎太朗、川崎ゆり子、成田亜佑美、
中島広隆、波佐谷聡、召田実子、吉田聡子
2013/11/26(火)晴 7:34-9:14PM(1'39)奥側中央 客席満員(130?人)
客層：学生〜中年層、男女半々。
客入れ：四方囲み客席 各ひな壇2列。ロビー側は後2列追加。俯瞰したい人は
そっちのが○。折り込みチラシそれなり。パンフ CDジャケット大 ハトロン紙
袋とじ。野の花添え。次回公演。2/10-16新作＠のげシャーレ。物販なし。
カーテンコール1回。
舞台。床は淡い単色の市松模様（猫模様らしい）、後に家部品と知られるフレームが
分解して置かれ。
お話。少年少女期の友達や姉妹の遊びの時間。不器用故のすれ違い、仲間や動物の
死、喪失の体験。悲喜こもごも。飼い猫モモとの思い出を縦糸に紡ぐ今とあの頃。
役者と家フレームが転びまろびつ空間つくり。沸いて出るように記憶の断片が結んで
は消え、いきつもどりつを繰り返し。絶え間のない組立と解体の綿密さに感嘆。
これに比べたら通常演劇は平板な二次元の絵にすぎないとも。
失い続けてゆく＝記憶になる、喪失の予感と哀しみに満ち。センチメンタルな甘い
追想体ではなく、冷徹に描写。モモ猫との出会いを通して描かれる子供の時間に
原体験をゆすぶられる思いがし。まるで「思い出の肌」に触れるよな、ちくちく感。
ハローグッバイ、出会いと別れだけが世界と人生かと思うねこ。もう一回体験した
かったなあねこ。
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