＠渋谷 PARCO劇場（2014/8/9-9/15 25ステージ）
http://www.parco-play.com/web/
全指定9500円 U-25 6000円
＠大阪 シアター・ドラマシティ 9/17-23 9ステージ
＠名古屋 名鉄ホール 9/25-28 5ステージ
作・演出：三谷幸喜 美術：松井るみ 照明：三澤裕史 音響：井上正弘
衣装：黒須はな子 ヘアメイク：川端富生 演出助手：大江祥彦
舞台監督：南部丈 プロデューサー：毛利美咲 制作：藤井綾子
製作：山崎浩一 企画製作：㈱パルコ
出演： 初演 再演(未見) 今回 1995/7/5-8/10 1997/6/20-7/20 2014/8/9-9/15 45ステージ 40ステージ 25ステージ PARCO劇場 ← ← 8/16-20 仙台、広島、 大阪、名古屋 近鉄劇場 大阪、名古屋、 福岡、札幌、 2時間 1時間53分 S席7000円 7350円 9500円 A席5000円 5250円 演出：山田和也 ← 三谷幸喜 小磯あゆみ（長女） :斉藤由貴 ← 竹内結子 小磯ふじみ（次女） :宮地雅子 ← イモトアヤコ 小磯国太郎（父） :角野卓造 ← 草刈正雄 小磯よりえ（母） :高林由紀子 ← 長野里美 和田（従業員） :伊藤俊人 ← 木津誠之 諸星賢也（あゆみフィアンセ）：佐藤慶 ← 小林勝也 諸星玄也（賢也の息子） :益岡徹 小倉久寛 長谷川朝晴
2014/08/14(木)小雨|雷雨 7:02-8:55PM(1'53)後方下手 客席満席(450人)
客層：大人よりに幅広く、女性過半数。
客入れ：折り込みチラシそれなり。パンフなし。物販。パンフ 重箱?判(20×18cm)
ハードカバー 1800円 Tシャツ2000円。開演前面白アナウンス等なし。
カーテンコール1回。
95年初演。レイクーニー「ランフォー・ユア・ワイフ」に触発されたという、
シチュエーションコメディの再演。
舞台。青空に物干し台のある平屋。大木間のちゃぶ台、隅にソファ、正面曇ガラスの
引き戸、奥は理髪店店舗。上手続き部屋はダイニング、アップライトピアノあり。
その奥に廊下を挟んで台所がある設定。縁側から庭、上手に本格的バスケットボール
ショート台、転じて下手に家庭菜園、自転車。
お話。東京郊外で理髪店を営む小磯家。娘には40歳も離れた婚約者がいるが、
家族にそうとは告げていない。おかげで訪ねてきた彼は「婚約者のお父さん」と
勘違いされてしまう。家族を傷つけたくない娘は、妹の助けを借りて、嘘を突き続ける
ことにするが。
新配役で一層軽妙になったその場しのぎの綱渡り。悪意がないのが幸い、深掘りも
せず、嘘に嘘を重ねる人間の滑稽さが純粋に楽しめ。スリリングでスピーディな
特に後半のグルーブは最近の三谷作品、ていうか昨今のコメディでは珍しいかも。
時代設定は変えてないのでカセットテープ、携帯電話普及前夜であれ使い。
普遍性ある本だけど、道具立てを知らない世代がいるというのも面白し。
ミスキャストじゃ？！な、草刈正雄パパが程よくダメでいい感じ。なにより、小林勝也
との凸凹ぶりで活き。長女・竹内結子がなんもかも爽やか。妹・イモトアヤコはフット
ワーク快調。母・長野里美がキュート。でも微妙にスパイシー。息子・長谷川朝晴は
奇天烈＜＞堅物を目まぐるしく演じて器用。従業員・木津誠之。地味な役を地味に
演じて忍び笑い。
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