ナイロン１００℃「下北ビートニクス」
＠新宿・シアターアプル (1996/5/12-20 11ステージ）前売4200当日4500
作･演出：ケラリーノ・サンドロビッチ
出演：永作博美、犬山犬子、今江冬子、峯村リエ、みのすけ、三宅弘城
阿部サダヲ、清水宏、古田新太、松永玲子、大倉孝二、長田奈麻
廣川三憲、安沢千草、松浦努、澤田由紀子、今津登識、村岡希美
長尾ちよみ、鈴木雅子、井出泉、山上優
1996/5/19(日)晴 5:00-8:20PM(休憩10) 中段上手より 客席超満員(750人)
ビートニク？。なんでも、'60アメリカ、「物質文明的進歩志向」にたてついた
若い人達らしい。昔の映画でおやじが揶揄してるビート族？。ふーん、どんなん
でしょ。舞台は今〜'60と同じくらい時間、未来に年隔てた2036。じいさんが'96
演劇する人達を回顧する設定。みたいでした。
舞台。両脇扉。後方半分、前後にせりを付けた二階舞台。
お話。2036。野田○樹・息子がミュージカルしてて、第三○台のお姉さんとラブ
ラブ。でも、彼女、キャラ○ルボッ○スの役者と怪しい。うむむ。はどうでもよ
くて。飲み屋のマスターが演劇昔話始めたら、閉じ込められた。話が終わるまで
でられませぬぞえ。もどうでもよくて。マスターが所属してた劇団は本もできず
、てんやわや。ピンチに新人の制作な子は一生懸命。助っ人の演劇好き郵便配達
にいちゃんが大活躍。おまけに資金も、棚からぼたもち。まあいいや、やったね
というもの。
ゆるゆるの中、ぽつぽつギャグ。面白密度低し。圧縮望む。中核の劇団大変だよ
なシーンは、べたなメイキング。その回りでナンセンスな感じ。後半、やっと出
鱈目そうな展開萌しも、ものたんない。他ならいざ知らずのケラ。もっと捻った
の観たい。いい話にしておいて、不親切、唐突ラストは○だけど。
ギャグ。停滞。もう飽きたねこ。ナンセンス時代劇？では裏方役を本番舞台に出
しての笑いも。べたで△。役者に助けられた感じ。犬山さんの「エチオピア暗殺
団」に追われ妄想、三宅さんのなんか子供みたいでしょうがないギャグは、○。
けっこ、楽しんだねこ。じつは。でもまだまだ。次回に再起期待。
役者。永作さん。足が綺麗。演技は懸命ぽいのが役にあって○。ホントは、好物
「酒」、将来の夢「小料理屋の女将」な面（ファンのホームページによる）も観
たかったねこ。今江さん。きりきりしてて○。さすがヤン先生。あとの方はいつ
も通り。
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