猫のホテル「苦労人〜なにを貴様にわかるものか」
＠駒場東大前・アゴラ劇場 (1997/7/10-13 6ステージ） 全自由前売り2000当日2200
作・演出：千葉雅子
出演：中村まこと、森田がんつ、市川しんぺー、千葉雅子、佐藤真弓、池田鉄洋、
今林久弥（双数姉妹）、山田秀香（青年団）
1997/7/13(日)くもり 6:35-8:15PM 前方から 客席満員（80人)
客層：２０才代中心。男女は半々。客入れ：千秋楽なんで客席いっぱい。遅れて
きたお客もちゃんと誘導。客入れと客出し。変な抑揚な映画館おばちゃんアナウ
ンスパロ。観劇後のお食事案内（下のラーメン屋）にクスリ。
日活不良映画オマージュ路線が続いた猫のホテル。今回は大河ドラマみたいな。モ
チーフの映画は説明できず、ごめん。
お話。室町〜平成時代、虐げられ続けてきた山城の家系。土民と下層武士、隠れ町
人な百姓とヤクザな町人、平民と華族、工員と官警、養子議員と彼のコンプレック
スと、やられる境遇は変わっても、不屈に生き延びる姿を描く。
一見大まじめな造り。けど、ふざけてんだかな胡散臭さ、遊ぶ余裕は相変わらずあ
って○。パロのポイント押さえた台詞、芝居がかりにくすくすねこ。運命に意志も
って立ち向かう姿もちゃんと描いて締める。一筋縄でいかず面白い。
役者は、どんな役柄も余裕でこなす。相変わらず器用。佐藤真弓のずべ公ぶり。
池田鉄用のあほ、クールの切替。中村まことのき○ちがいぶり。森田がんつはおとな
しめな役で特記なし。とか印象に残ったねこ。
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