猫ニャー第十二回公演「パンダの致死量、6L」
＠代々木 フジタヴァンテ(1999/12/1-7 9ステージ) 大阪12/11,12
全自由前売り2500当日2800
作・演出：ブルースカイ 照明：山口功一 照明OP：柴田幸恵
音響：鏑木知宏 サウンドデザイン：大谷智哉 映像：Fujita HIDEYO、大麦麦芽会
衣裳：池谷のぶえほか 大道具：筒井昭善 小道具：高橋泉、池田エリコ
宣伝美術：Mayuchi(M-ONDE) 制作：笠原直樹ほか
出演：役柄は後日記載。
・３３１部隊
小村裕次郎（サブゼロ）、池田エリコ（ネバーダイ）、
嶋野雅司（ミスタースコーピオン）、大口誠（ラストイヤーボーイ）
ブルースカイ（キャプテン杉山）、島田圭子（ショーコ）
・東京保健所
藤田秀世[元健康]（本間司令官）、加藤美保（シンディ）、立本恭子（グランディエ）
・角田牛乳工場
池谷のぶえ（ヤスコ）、乙井順（ノリコ）、西部トツヒロ（マルタ）
1999/12/5(日)晴れ 2:05-4:10PM(2'00) 前方より 客席超満員(220？人)
客層：20才代中心。男女半々。
客入れ：後方とサイドに傾斜がついた椅子席、正面前方広め桟敷。都度誘導が
あり。折込パンフ。いつものブルーススカイの外した挨拶とキャスト、スタッフ
データ掲載。物販。初の戯曲（もぐら・・）発売（1000？）
初の大阪公演＊を控えた今回。＊サモアリ、ＨＪ、カムカム、ベタポとか「あちゃ
らか」？な劇団をラインナップしたフェス参加。ベタポとともに関西で受け入れ
られるか、楽しみねこ。
舞台。コンサート？。イントレに組んだライブハウス照明。後方鉄骨通路。上下の
袖がわにお立ち台。舞台下、後方壁はなぜかビニールシート一面。
お話し。都下の小学校で病気蔓延。調査の東京保険所が目をつけたのは、牛乳工場
闇の精鋭検査部隊・３３１に極秘依頼。白か黒かパンダか致死量か、つきとめるの
だと。ラジャ、勇む彼らは巨悪が背後にあることをまだ知らない。
飛躍がすくなくて（当社比）△。「マトリックス」に影響をうけてるかもと、確信犯な
挨拶文。の通り、似合わないサイバーパンクなかっちょつけキャラと場面、続出。
演技と展開は脱力だけど、抜けきれてないのが不満。それなり決まっちゃうから
べたに感じちゃう。これも確信犯な設定が破綻してる、わけわかんない面白さ
もいまひとつ（本末転倒で進行。同義のものが対立する：安全をもたらす立場ＶＳ
危険を回避する立場。ボランティアの矛盾。など）最大魅力のへんてこな会話。
はそれなり、なれどとまらない連続技のすごさは少。不満が多い今回。
とわいえ、それは従来比。後半の観客はおろか芝居を投げ出すような展開、演出は
さすがの面白さ。もっとタイトに不親切にしてもいいのにと思うねこ。
役者。藤田秀世。声がよくでて目立つ。まとまった演技は逆に異質。池田エリコ。
今回、控えめ。もっと前面にでて、堂々とすっとこどっこいな演技を希望。
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