猫のホテル「スナック！！ Aプロ赤飯」 第１２回大世紀末演劇展参加作品
＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場（2000/1/2-4 5ステージ)
全自由(NO.付）前売1,800円 当日2,000円 ABセット券前売3,000円 当日3,500円
作・演出：千葉雅子 照明：吉村俊弘 音響：田上篤志
舞台美術：中村裕幸、奥薗久 舞台：橋本誉之 舞台監督：松嵜耕治
宣伝美術：イケテツ、寺部智英 制作：那須みちの
出演：日替わりゲストあり、下記
2000/1/4(火) 5:35-7:00PM(1'25) 前方より 客席超満員(110?人)
客層：20-30才代中心。女性過半数。関係役者多数、年始挨拶あちこち。
客入れ：２Ｆ客席サイドから、ぴあ＞劇団券の順で入場。整列、荷物預かりきちん
とあり。中央詰め、軽く２回ほどあり。折り込みパンフに各日キャスト表、連載の
役者紹介（文：徳永京子）、今後の予定など。
旧作「しりすぎのね(94ねこ未見）」再演。多彩なゲストもお楽しみ企画。
舞台。冒頭、顔見せロックフェス楽屋場面は板壁。倒しての本編では畳敷きに。
お話。おばかお下劣な父子家庭。兄貴ばかりの一人妹えみこ。父親と次男の離反、
淫蕩な父の血を継ぐ長男、次男の不実、と騒動あれこれ。そして死別と聞かされた
実母が間近にいた真実への驚き。そんなこんな２０年、今はえみこも母親。かつて
母に譲ってもらったよに、娘から浴衣を贈られるのだった。
役者揃いすぎ。芝居以前に佇まい（小太り親子兄弟の体躯とか）がナイス。
やたら細かい、または大ざっぱな役者芝居が楽しい。期待通りに。緊急出演の
正岡泰志が一見の気楽さか、やりたい放題。一泊おいた置いたぼけ演技が美味しい。
懐かしげな日本映画のようにして、家族のありようを描くお話。滅茶苦茶する役者
演技も一本筋を通して○。
役者。通常演劇に必要ないような、濃い個性揃い。客演も負けじと演技バトル。
今林久弥の丁々発止。村上大樹のふてぶてしさ。上記正岡のぼけ。美味しいおせち
なｍｉｘ加減を堪能ねこ。
・出演： ２日 ３日 ４日
父 いけだしん 森田ガンツ 市川しんペー
コーゾー（長男） −− −− 政岡泰志
タダシ （次男） 小林健一 池田鉄洋 今林久弥
ミノル （三男） 中村まこと 辻脩人 村上大樹
えみこ （長女） 佐藤真弓 佐藤真弓 佐藤真弓 ユキ（隣家の子、後の長男嫁）
中坪由起子 戸村麻衣子 戸村麻衣子 タミコ（雀荘のオーナー、実はみえこらの死んだはずの母）
千葉雅子 千葉雅子 千葉雅子
吉川（雀荘店員） 村上航 村上航 村上航
雨宮（タミコの夫） 森田ガンツ 市川しんペー 森田ガンツ ミンミン（出前持ち） 村上航 いけだしん いけだしん
シズエ（ミノル彼女） 光瀬指絵 光瀬指絵 光瀬指絵
沢木 （自由劇場劇団員、タダシの友達）
池田鉄洋 村上航 中村まこと
田中（えみこの会社同僚 恋人）
岩本靖輝 岩本靖輝 岩本靖輝 けいこ（えみこの娘） 佐藤真弓 佐藤真弓 佐藤真弓
イチロー（タダシの子）市川しんペー 市川しんペー 市川しんペー
金子（けいこの恋人） 中村まこと 中村まこと 中村まこと 京平（ユキの兄？） −− −− 池田鉄洋 動物電気＞政岡泰志、小林健一、辻脩人 双数姉妹＞今林久弥
Highleg Jesus＞中坪由起子、政岡泰志 拙者ムニエル＞村上大樹
休演＞SHAMPOO HAT 福田暢秀（代役：政岡泰志）
休演＞阿佐ヶ谷スパイダース 長塚圭史（代役：中山祐一朗）
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