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 野鳩 第12回公演「君は人のために死ねるか」

 @下北沢 下北沢駅前劇場(2007/3/14-18 7ステージ)
 http://www.honda-geki.com/ekimae.html
 自由席(整理番号付) 前売2400円 当日2600円 指定席 前売2700円 当日2900円

 作・演出:水谷圭一
 舞台監督:海老澤栄、村田旬作 照明:増田純一 音響:中村嘉宏(atSound)
 舞台美術:仁平祐也 (Oi-SCALE) [小道具:中島香奈子、當間英之
 衣裳:菅谷和美 イラスト:堀道広 宣伝美術:水谷圭一
 当日運営:安元千恵 制作:野鳩制作部 企画・製作:野鳩
 出演:
 畑田晋事 :トレゾー(孤独な中学生)
 佐々木幸子:シロ(同級生もしくは子犬)
 菅谷和美 :忍(忍者)
 水谷圭一 :ドクター
 佐伯さち子:のどぼとけ(トレゾー同級生)

 2007/3/18(日)晴 2:03-2:58PM(55) 前方下手 客席6割(60人)
 客層:20-30歳代中心、男女半々、単独男子多め。
 客入れ:最前と最後尾ベンチ1列、中途ゆる雛壇に椅子6列。たぶん困ってると誘導
 あり。折り込みチラシそれなり。折り込みパンフA6 3ページ。挨拶、配役、スタ
 ッフ、予定。しばらく活動を休み、気が向いたら公演を行うとのこと。人気の佐伯
 さんは客演2本予定。 物販。手ぬぐいとか。 カーテンコール1回。
 
 舞台。窓とドアの壁装置、とれば病室、窓外レンガ壁に一葉。
 お話。孤独な中学男子、首つり自殺前にだれか、できれば女子が止めてくれないかな
 妄想。最後の一葉とか、実はもてもてで愛憎展開劇とか。そうはいかず、犬とは話が
 通じず、忍者は草笛を吹くばかり。でも、気遣ってくれる友達が一人、孤独じゃなか
 った、よかったね。

 心情はセンチメンタルな季節、筆致は豆腐料理に薬味添え。作家になにがあったのか
 な、寂しいムード前面。うーんと、もらい悩みしたりするねこ。淡々と進行も、
 お惚けのマンガ手法はキャラ芝居に残し、スパイシー。とりわけ、佐伯さんが胡散
 臭くもラブリー。忍者草笛の旋律がやけに耳に残り、結局それだけになりそうで
 うーみねこ。

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