＠三軒茶屋 シアタートラム(2010/6/6-13 10ステージ)
http://setagaya-pt.jp/
全指定 一般3500円 当日3800円 学生2000円 友の会会員割引3200円
世田谷区民割引3300円 昼ギャザ対象ステージ 120名以上 100円OFF
150名以上 300円OFF 180名以上 500円OFF
作・演出：タニノクロウ 音楽：阿部篤志
構成：タニノクロウ、玉置潤一郎、山口有紀子、吉野明 美術：田中敏恵
特殊造形：小此木謙一郎(GaRP)、福田雅朗 照明：今西理恵（LEPUS）
音響：中村嘉宏 演出助手：森準人、郷淳子 舞台監督：筒井昭善、野口毅
宣伝美術：手島綾 制作：中山静子、三好佐智子 制作協力：（有）quinada
提携：財団法人せたがや文化財団、世田谷パブリックシアター 後援：世田谷区
主催：庭劇団ペニノ
出演：参考 初演配役(2006/9)
五十嵐操 ：執刀1 高田郁恵[毛皮族] ：執刀2 島田桃依[青年団] ：助手1 浜恵美 [机上風景]：助手２ 上田遥 [ハイバイ]：麻酔 瀬口タエコ ：看護士 坂倉奈津子 ：新人看護士 ビア スズキ ：病理 長江英和 ：患者 明石竜也 ：映像技師 阿部篤志 ：ピアノ 山本大将 ：ヴァイオリン 渡邊一毅 ：クラリネット 秋葉正樹 ：ドラム
マメ山田 ：指揮者
2010/6/6(日)晴 7:04-6:28PM(1'24)最前方上手 客席9割(180人？)
客層：大人よりの老若男女。男女半々？。
客入れ：C列最前。前方だと左右の中継モニタが見づらいけど、最初だけなので
忍忍。ちょっとしぐさとか、前方のがよく見て取れて○。折り込みチラシそれなり
パンフ B5 3ページ。挨拶、スタッフ、配役、予定。次回公演。8月「苛々する大人の
絵本」ヨーロッパツアー。来年1月 東京芸術劇場プロデュース「チェーホフ(仮)」。
物販。サントラCD 500円ほか。カーテンコール演出込み1回。
規模を拡大しての手術ショー、再演。
舞台。中央手術台、取り巻く医療機械はジャンク、とこどこ錆。上手奧にレントゲン
写真。手前に小人椅子、顕微鏡、試験管らをおいた検査スペース。下手に手洗い場。
後方に脚立。バンドは左右のピットから頭を出し。手術模様は上方カメラで中継。
構成。燕尾服のマメ山田から、フェイクである旨の口上。手術準備、ドジな新人看護
士が色々な騒音を出し。手術演奏開始。それをよそに、新人看護士は試薬見物。
技師は待ち時間に携帯電話、たばこを吹かし。紫煙と電気メスの煙が立ち上り。
手術では苦労して肋骨を撤去。ハイ！と声とともに取り上げて、やんやの拍手。
どんどん内蔵、腸とかずるずると取り出し、一端を吹くとクラリネット。テネシー
ワルツで歌いあげ。新人看護士がドジを踏んで、出血止まらず。収まったと思ったら
、ベテラン看護士が押さえてた足がすっぽりととれ。足音大音声。ワルツに乗って、
講義。患者の腹から赤ん坊がでました。患者が巨大な存在で起立したり、シュールさ
いや増し。
造作はリアル、所作はめちゃ、構成はエンタメして愉快。真顔でマッシュな手術展開
がファンタジックなショーになる、妄想天国。現状復帰する気がなさそうな手術が
豪快。赤ん坊登場ら、出鱈目に夢幻を加えて、暴走はとどまることを知らず。
優美なワルツで煙に巻いたりとか、品よくして○。出演者はそれぞれ性格付けされ。
緊迫した手術の中、マメ山田氏が自由に泳ぎ、お茶の間状態の技師が気まま振る
舞い、素敵に狂言回し。
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