＠横浜 ヨコハマ創造都市センター・YCC 3F(2012/7/20-8/12の金土日 12ステージ)
http://www.yaf.or.jp/ycc/index.php
展示入場料とも 500円
演出：off-Nibroll 映像：高橋啓祐 作：矢内原美邦
出演：
光瀬指絵(たにぐちいくこ、時田光洋、松永大輔、三科喜代、光瀬指絵、守美樹）
2012/8/11(土)曇 7:01-7:33PM(32)前方中央 客席超満員(80人)
客層：20-30歳代中心、中年層2，3割。女性過半数。
客入れ：B1F〜3Fの展示会場の最上階ホール。15分前開場、先着順入場。開場時で
10人ほど。桟敷1、椅子2。前方中央が見易いと誘導。立見20人ほどで椅子追加。
チラシ、パンフなし。写真撮影はOKだけど、シャッター音は消すようにとのこと。
カーテンコール1回。
戯曲賞受賞後の初書き下ろし。開演前に矢内原さんから説明。吉祥寺シアターでの
夫婦二人芝居のワークインプログレス。まだ飛び飛びの内容なので、眠くなるかも
ゆったりと観てとのこと。
舞台。広い会場の中央、一軒家型のミニチュアが30個×20列ほど・整然と並び。
プロジェクタのマッピングで一軒づつ、また全体の陰影照明が施され。両側に
家に寄ったライブ映像。ホールの奥、下手に椅子とスタンド、床にクッション。
奥中央にモニタ1台。
構成。すぐ寝てしまう女性が、生きた印の記憶を留めておきたいと願う。元住宅
セールスマンらとの対話。住む人はみな違うのに、なぜか同じような家を買って
しまう。セールスの悔恨、主人公女性との関わり。本物と偽物、言葉の中だけで
美しい光景、現実にみてほしい観たいと願いつ、叶わない。寝床で死を思う。
記憶の洪水に呑まれる。見過ごしてしまうあれこれを思う。
薄暗がりに照り、陰り、灯が点る 住宅地インステレーション空間でのパフォー
マンス。スパイシーなテキスト内容が飛び飛びで顕れ、予告編をみてるとも。
靜かな空間で激しく自問自答（ビデオの登場人物達を含めて）、七転八倒する
光瀬さん。痛々しくも、ガチンコで挑む姿に胸打たれ。30分の試作とはいえ、
鮮烈な印象を残し。美術空間も含めて本公演が楽しみねこ。
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