＠三軒茶屋 シアタートラム(2015/01/23-25 5ステージ)
http://setagaya-pt.jp/
全席自由（整理番号付）一般3500円 学生3000円 当日3800円
友の会会員割引3300円 せたがやアーツカード会員割引3400円
演出・振付：矢内原美邦 映像：高橋啓祐 音楽：SKANK / スカンク
照明：ヤン・ベッカー 衣裳：稲村朋子
音響：須貝一也（株式会社JOY SOUND PROMOTION） 舞台監督：鈴木康郎
声楽:成田夕香（ソプラノ）、中野智貴（テノール）チラシ：カミイケタクヤ、
岡本健十 制作：プリコグ（奥野将徳、河村美帆香） 主催:Nibroll
提携：公益財団法人せたがや文化財団、世田谷パブリックシアター 後援：世田谷区 芸術文化振興基金
出演：
鶴見未穂子
森井淳
石垣文子
小山衣美
矢内原美邦
2015/1/25(日)晴 6:03-7:06PM(1'02)前方中央 客席ほぼ満席(150人)
客層：20-30才代〜中年層、男女半々。
客入れ：開場時20人ほど。整理番号40番台まで誰も来ず。Ｅ列最前。
折り込みチラシそれなり。パンフ A4 3ページ。挨拶、プロフィール、予定。
7/4，5 ヤナイハラミクニ プロジェクト 7月下旬 off-Nibroll。物販。DVD。
カーテンコール2回1分。
「THIS IS WEATHER NEWS：以来4年ぶりの東京公演とか。
舞台。角を客席側に向けたひし形の床と、分割された移動式の壁を2面。いずれも
白、全体スクリーンとなり。後方に古びた木製机やら積み上げたタワー。
構成。着膨れしたゴシックな衣装の男女。ハングアップする映像、合成声で本当は
なにも知りません、それが全ての繰り返し。
・クラシカルなドレスの女、ガーリーな装いの女ら、重さを感じている人々な屈託。
やがて一枚ずつ脱衣。床と壁に山脈、数字の波ら映像。倒れては起き上がり、
気にかけて、しかしなじられて。
・男女の組になって、あれこれにＹＥＳ／ＮＯ。
・女子のデュオ。バトミントン男子のスポーツぶり。脱いだ衣装を隅に積む女。
・荷車に家財道具。記憶を出して広げ、また片づける。後方の山では矢内原が
ガンガン下に放り投げていく。ものだけでなく世話してた植物さえ。風景ら画像を
切り貼り、高速に流れて溶けていく。荷車を押してでていく。
しがらみ、つきまとう重い記憶を負って生きる。相入れず孤独で、しかしそれ故
結びつく。そんな人たちの有様を物語る表現印象。非ダンスを拡張し、ものを捨てる
などの行為も取り込み、刺さってくる折々。全面投影の映像と、負荷時のダンサーの
スピード対比も印象深いねこ。
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