維新派公演があった入江のベンチで一休み。
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＠岡山 犬島精錬所美術館発電所跡(2016/08/10-13 4ステージ)
http://benesse-artsite.jp/art/seirensho.html
全自由 前売一般4000円 学生3000円（小学生以上） 当日一般4500円
学生3500円（小学生以上） 瀬戸内国際芸術祭作品鑑賞パスポート割引200円返金
振付・演出：矢内原美邦 映像・照明：高橋啓祐 音楽：SKANK／スカンク
映像・照明アシスタント：革崎文 舞台監督助手:福岡嵐
演奏［バリトンサックス、ソプラノサックス］:松本卓也（渋さ知らズ、東京中低域）
演奏［ドラム、パーカッション］：森岳之（タケシステム）
衣装：矢内原充志 舞台監督：大田和司
プロダクションマネージメント：岡村滝尾（オカムラ＆カンパニー）
宣伝美術：岡本健＋ 現腸制作：川崎陽子 企画・制作：precog
主催：Nibroll、公益財団法人 福武財団 共催：瀬戸内国際芸術祭実行委員会
助成：芸術文化振興基金
出演
小山衣美、石垣文子、Joanna Faith Tan、LIU Jia-Rui（世紀當代舞團）
近畿大学 文芸学部芸術学科 舞台芸術専攻 卒業舞踊25期（大野真里奈、駒川梓、
炭谷文葉、谷ロレイラ、中西菜、堀江将司、向井将貴、余根田三奈）、
27期（細田拓海、山中良介）
2016/08/11（祝木）快晴 7:05-8:07PM（61)最後尾中央 客席9割(100人）
客層：20-30才代中心に幅広く、中学生〜中年層まで。女性過半数。
客入れ：3PM受付開始、帰りの船便（2便）識別のリストバンドもらい。
6PM発電所跡ゲート前で整理券配布。30人ほど。島内カフェは4:30PM頃にはみんな
閉店するけど、インフォメーションセンターのカフェは6:30PMまで営業延長。
犬島はアート鑑賞ほかも2時間あれば足りるので、待ち時間潰し難民が結構いたと
思われ。ねこは早めの食事前後に冷蔵完備、暗所なギャラリーで高橋啓祐映像作品の
長時間鑑賞。他のお客さんは来ても長居しないし、入退場自由で係員来ないし、
瞑想を誘う映像をほぼ独占。開場10分前。スタジアム客席 5段にウレタンマットの
ベンチ。下の後ろが開いているので落とさないよう注意要。落としたら終演後
申し出てと事前注意あり。物販。フードはなし、ドリンクあったか不明。
カーテンコール2回1分。
会場、舞台。廃工場の壁と煙突背景。地面は砂、上手に砂山設け。
構成。・獣声、ジャングル。ポツポツと男女横行。反り気味に歪み。ためて弾け。
発話、1人が、1人の…。横照明、金属ノイズ。明るく、声を張り上げマックス。
よりそおうとするけどすり抜けてしまい。咆哮のような、空を見上げる。
・暗転、全面映像、フラッシュ、明滅。上着を脱ぎ捨て、白衣。同様のモブが
列をつくって現れ、入れ替わる。
リンゴをもち、全面映像で下手半分が紅く染まる。上手半分はブルー一面
ダンサーのシルエットとまるでデュオダンス。映像は渦巻きながら、上部の窓に
吸い込まれていく。
・水中？。歪みながらの動き。赤一面。火炎のよう。彷徨うモブ。リンゴをもった
女性。大雨の映像。リンゴ放り投げ。ブルーの波紋映像。苦しみが蔓延、歪んだ
動き。
・横並びに発話。1人が、1人の、…。無音。発話続き。声を張り上げ。溶暗。
去って行く人達。
・男、女デュオ。引き合っては拒絶の繰り返し。
・森のような映像。女ソロ。
・リンゴを独り占めと責める。無数の鳥が飛んでいく映像。
・火炎の映像。争い。女歪んでいく。
・コップとケトルでわやわや。ギター持ち。無数の歯車映像。
・じたんだ踏みようにその場ステップ。天に手を上げ。ハグ。新しい世界が。
センターに集合するも、別れ。
2人でも1人、止まることなく変化する構成。有為転変の儚さを個々人の関係性
ダンスと、工場跡の歴史に重ね。型やムードで流さない、尖った振付がスパイシー。
強力なカンパニーダンサーに、長躯を活かし目をみはるようなキレある動きの客演
男子、ともに見応えあり。
維新派公演があった入江のベンチで一休み。
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