＠下北沢 本多劇場(2022/05/27-06/26 36ステージ)
全指定7800円 ヤング券 3800円
＠大坂 サンケイホールブリーゼ 6/29-7/10 14ステージ
作・演出：松尾スズキ[大人計画]
美術：長田佳代子 照明：佐藤啓 音響：藤田赤目 衣裳：戸田京子
ヘアメイク：大和田一美 映像：ムーチョ村松 歌唱指導：蔵田みどり
アクション指導：冨田昌則 演出助手：大堀光威 衣裳進行：梅田和加子
小道具製作：佐藤涼子 舞台監督：二瓶剛雄 票券：河端ナツキ
劇中イラスト：松尾スズキ、河合優実 劇中曲作曲：星野源
宣伝美術：榎本太郎 宣伝イラスト：信濃八太郎
制作：北條智子、赤堀あづさ、横山郁美 制作助手：諸星奈津子
プロデューサー：長坂まき子 企画・製作：大人計画、有限会社モチロン
出演： 初演 再演 今回 シアターサンモール 本多劇場 1996/12/18-27 2004/4/28-5/16 13ステージ 23ステージ 4000円 6000円 2時間10分 ← 2時間13分
我孫子アキオ(ドライブイン経営者) 徳井優 小日向文世 阿部サダヲ 我孫子マリエ(その妹。元歌手) 秋山菜津子 ← 麻生久美子 ケイスケ(アキオ/マリエの異母兄弟) 手塚とおる 田口トモロヲ 小松和重 若松(マリエのマネージャー) 浅野和之 仲村トオル 谷原章介 クリコ(若松の妻) 片桐はいり ← 猫背椿
我孫子ユキヲ(マリエの息子) 田村たがめ ← ← 我孫子ショウゾウ(兄妹の父) 正名僕蔵 村杉蝉之介 ← 石垣マリア(アキオの恋人) 猫背椿 ← 川上友里[はえぎわ、ほりぶん] エミコ(バイト店員) 中村栄美子 小池栄子 河合優実 大辻(エミコ元夫、高校教師) 松尾スズキ 荒川良々 皆川猿時 ヤマグチ(クリコの駆け落ち相手) 武沢物語 松尾スズキ 東野良平[劇団「地蔵中毒」] お小遣いさん − 大塚辰哉 男 森内かつお
2022/06/03(金)曇 6:00-8:13PM(2'13)最前方上手より 客席満員(360人)
客層：大人より3世代、女性過半数。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。最前B列。通路に補助椅子席。当日パンフ。
A4 1枚。物販。パンフ B5 1800円 クリアファイル付き。戯曲本2200円。
客入れの松尾さんアナウンスは毎回アレンジ。カーテンコール2回後規制退場。
1996年初演、2004年再演、忘れた頃の3演。
舞台。ワンフロアの食堂。くすんだサーモンピンク壁に緑の縦長窓枠。正面から
戸外の竹林がみえ。後方一段上がり、下手バーカウンター、上手ホテル入口。
下がって、上手サイケな壁紙の出入口は上手、「竹神まつり」ポスター、メニュー、
レジ。中程テーブルと椅子2。下手端にトイレ。
お話。ドライブインの裏手竹林で死んだ少年の幽霊が物語る、因果因縁ある一族と
周囲の悲劇のすべて。
ギャグめく台詞と、生きて死んで尽きない哀しい因果の物語、久々の松尾スズキを
堪能。誰もがコンプレックスを抱いていて、クズもクズでない人も双方それぞれと
いうのがらしい。見通しているというか優しいところ。全体に収まりがほどよくて
ウェルメイドの松尾スズキ作品と改めて思うねこ。鮮やかに狂奔、黙しても味わい
ある、阿部サダヲの今が観られて嬉しい。どんな年代もできてめざましく、キュート
な麻生久美子もまた。川上友里さん、東野良平さんが超個性的に存在感を示し、
楽しませてくれ。初演から変わらずの中学生、田村たがめさん凄い。
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