＠池袋 東京芸術劇場プレイハウス（2022/07/29-09/11 45ステージ）7/29-31は中止
全指定 S席12000円 A席8500円 サイドシート5700円（25歳以下3000円）
＠大坂 新歌舞伎座 10/7-16 13ステージ
＠ロンドン、台北
作・演出：野田秀樹 音楽：QUEEN「オペラ座の夜」 美術：堀尾幸男 照明：服部基
衣裳：ひびのこづえ 美粧：柘植伊佐夫 サウンドデザイン：原摩利彦
音響：藤本純子 振付：井手茂太[イデビアンクルー] 映像：奥秀太郎
舞台監督：瀬﨑将孝 プロダクション・マネージャー：徳永泰子
プロデューサー：鈴木弘之
企画・製作：NODA・MAP、ソニー・ミュージックエンタテインメント、
ソニー・ミュージックパブリッシング
出演：
松たか子：それからの愁里愛（じゅりえ）
上川隆也：それからの螂壬生（ろうみお）
広瀬すず：源の愁里愛、愁里愛の面影
志尊淳 ：平の螂壬生、壬生の面影
竹中直人：平清盛、平の凡太郎
橋本さとし：源義仲、法皇、愁里愛の兄・源頼朝、平の虚仮威
野田秀樹：源の乳母
羽野晶紀：源の生母、平の溺愛母（ロミママ、尼マザーッテルサ
小松和重：螂壬生の友人・平の水銀、水銀の双子の弟・平の白金
伊勢佳世：六波羅禿の巴、義仲の愛人・巴御前、尼トモエゴゼ
アンサンブル：秋山遊楽、石川詩織、織田圭祐、上村聡、川原田樹、近藤彩香、
末冨真由、谷村実紀、間瀬奈都美、松本誠、的場祐太、水口早香、森田真和、
柳生拓哉、吉田朋弘、六川裕史
2022/09/02(金)曇|雨 6:03-8:53PM(1'27/休18/1'02)1F中段下手 客席超満員(850人)
客層：学生と大人中心に3世代。女性7割。
客入れ：立見と通路補助椅子あり。感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。
当日パンフとチラシは配付のQRコード先サイトにて。物販。パンフ B5 1500円、
戯曲本。カーテンコール4回?、オールスタンディング。後方から規制退場あり。
2019年11月初演 23回公演＠同劇場。初演キャスト続投にて再演。
舞台。白の三方壁。サイドはあったりなかったり。押し開き式の回転扉、上部通路。
足がかりがありクライミング移動がしばしば行われ。
お話。源平合戦・戦場のロミオとジュリエット。30年の追想からタイムリープ。
悲劇を繰り返すまいと、「それからの」2人は介入するのだが。
戦争が終わったら恋人達はきっと出会える、が胸に来る。絶望の中で光を望む、儚い
想いが今に生々しい。言葉遊び、布や小道具、今作は紙ヒコーキの手紙、壁の有無、
上下の関係、そして物言う闊達なモブアンサンブル、など潤沢な演劇的演出を
しみじみ堪能する。後半は想いもよらぬところ、忘れてはいけない時へつれていかれ。
遊びの時間が終わってしまった現実で、演劇の夢を紡ぎ続ける愛おしい舞台と
思うねこ。役者達、健闘。松たか子さんが賢くもやんちゃでいい。橋本さとしさんが
なんか全体演出が派手。アンサンブルでは森田真和さんが声と姿で抜きん出てて、
活躍が目立ち。
[月間一覧］