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＠大阪西成 日之出湯 駐車場2階の民家（2023/09/22-24 7ステージ）
全自由 2000円
作：深津篤史 演出：森本洋史
出演：
緒方 晋 ：青木
川本三吉 ：北沢晋也
木全晶子 ：鹿島早苗
UTA[InorU]：今井文
川村智基[餓鬼の断食]：高田直樹
2023/9/24(日）晴 7:02-8:15PM(73)正面 客席超満員（24人）
客層:2世代、おじさん多めの男性過半数。
客入れ:感染対策 特段なし。開演30分前受付、整理番号入りチケット発行。
フェスの缶バッチ付き。15分前開場。緒方さんは待ち客に立ち飲みか銭湯で一風呂を
推奨。数軒隣での10分映画ロケ地上映・島田角栄監督「定食屋が潰れた午後3時」を
覗きに行ったねこ。
民家なので、玄関で靴を脱いで階段上がり。二間続き、六畳舞台に面したダイニング
側に、座布団2箱椅子1パイプ椅子1、舞台側の上手に座布団と箱椅子の2列。
当日パンフなし。カーテンコール1回。緒方さんからその場で飲み会、終電前には
終わるからとお誘いアナウンスあり。
中心となる2002年初演「月灯の瞬き」は、2007年AI・HALLと2010年スズナリ再演を
見たねこ。ほか2（3？）作品をシームレスに繋げ／折り込んだ構成。元桃園会の
森本洋史さんが演出。
舞台。銭湯隣接の民家借景。昭和な六畳間、中央座卓、ふすま引き戸から縁側、往来
からの物音、人声漏れ聞こえ。客席設置のダイニングにモダンなキッチン設備あり、
さらに背後のトイレ、階下への階段ら全て劇に取り込み。
お話。震災、不条理ものではない深津篤史の恋愛劇。2組の男女が酒宴。ままならない
恋愛模様。駆け引き、すれ違いで呑み込む思い、出るのはため息と悋気の虫の音。
涙目には月が瞬いて見えるようだ。
生活感ある場で説明台詞なしのリアル会話劇。男女の距離感とそれぞれが纏う空気感
そんな人がそんな風にな役者芝居、深津篤史の言葉の素敵なこと。個性がでるタバコ
芝居がある舞台を久々に堪能するねこ。
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