流山児★事務所「ホシのヒト」
＠下北沢 ザ・スズナリ
作：佐藤信 演出：流山児祥
出演：篠井英介、塩野谷正幸、山下裕子、若杉宏二、井沢希旨子、沖田乱、
小川エレナ、樫葉武司 ほか
1994/10/7(金)7:00ｰ8:30PM 晴れ 満席
シュールぽい中に生々しい感情。？？だったけど、比較的短時間なのは○。
お話し。なにやら日常的会話をする不可思議なヒトがたむろする喫茶店。
それが見えない？かのようにしている常連客とマスター、バイトのウェイト
レス。彼らは、マスターの「マルに関心のある方は・・」の新聞広告をみて
やってきたのだ。と、ある日、自分が売った欠陥品の核シェルターを探して
いるという男がやってきて・・。
舞台。黒壁。周囲に大小１０個の扇風機。中央に大きな水たまりと、テーブル
椅子となる箱。高い脚立。中吊の球（ﾎﾟｲﾝﾄ）。下手と、舞台奥に階段が付いた
入口。水が、ポイントとなる舞台。最前列は、唐芝居みたいビニールで水避け
お楽しみ。客入れのとき、落とした明りの中、銀色の扇風機と水の反射の鈍い
輝きに、ぞくり。スズナリ＝地下室は、巧く合うと思う。ルピリエならもっと
いい？。
地球や宇宙（惑星）から連想するはるかな思いと、人の夢。環境破壊と暴力。
の暗楡かいな？。よくわからず。取り留めなく、現実遊離かいな？の会話のなか
、人の感情（楽しみ、悲しみと反省、痛みとか）を覗き見るような時が、ちらり
キスされて、急に女の匂いをさせる山下さんとか。人主体で、生気が感じられて
いい。
篠井さんは、前半 品のいい青年、後半 紅入れたりしてサービス。井沢さん
は、水に濡れた時のはにかみ具合が○。浦辺さんとのちとＨ会話には、にこり。
席は、前後目一杯つめてます。１〜５番など若い席番号（下手側）の人は、
ぎりぎりだと密林探検隊になります。早めにいった方がいいです。
東京１０／１０まで（10/9Ｓは追加公演） 伊丹、横浜公演あり
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