ラッパ屋「凄い金魚」
＠新宿・THEATER/TOPS (1996/4/17-5/6 25ステージ） 前売3500当日3800
作・演出 鈴木 聡
1996/4/17(水)7:35-9:20PM 晴 中段上手より 客席満員(210人)
初日。当日券。開演1時間前から。ばらばらな11席。発売時で半分ほどの捌け
具合。当日枠席、この日はなし。
舞台。純日本なお屋敷・小さな中庭。にある池（見えない）。そこぐるり回廊
生け花、藍色暖簾。奥部屋に繋がる廊下、池を見下ろすぱったん扉の厠、小部
屋な茶室。鴨居もありしぶい。まあお茶でも。はあ、落ち着きますな雰囲気。
お話。とある夏の日。教授じいさん、ぽっくり。大往生。子供ら、てんやわや。
家長おやじは旅行？だし。そなばたばたの内に浮かぶ、秘密の夢とか恋とか。
すったもんだ。引きこもごも。けどさポジティブ・シンキング。逞しい登場人
物達。拍手ねこ。好きなんだからと、おばかな振る舞い。思うがままをやっち
ゃう、すがすがしさ。ばかには、かないません。微笑みねこ。
テンポ◎。ショートコントみたい、笑いとりながらの快調さ。中途停止・しみ
じみもいい間合い。気障なコピー台詞もちりばめ。わざとらさも、嬉しい趣向
楽しいお芝居。「阿呆浪士('94-7)」以来の快作と思うねこ。
役者。和田さん。出は小、けど強烈なキャラ。福本さん。に変わらず親近感。
大阪弁も違和感なし。岡山さん。愛敬と誠実さ。とても好きねこ。
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