ラサール石井プロデュース 流山児★事務所「ツイン・ベッド」
＠下北沢 ザ・スズナリ (1997/9/2-7 7ステージ) 全自由前売り3000当日3500
作・演出：水谷龍二
出演：流山児 祥、有園芳記
1997/9/5(金)晴れ 7:00-8:30PM 前方ベンチ席より 客席７割(130人)
客層：年齢層気持ち高め、20才代後半〜おじさんおばさん。女性過半数。
客入れ：整理券、前売り当日の区別なし？。ゆったりと埋まる客席。誘導は流山児
事務所らしくきちんと。上演台本（1000演）発売中。
舞台。インド、カルカッタの場末。綺麗とはいえない宿な一室。まだら緑色な壁、
天井では大型扇風機壊れそうにくるくる。中央、ペルシャなカバーに大きめベット
壁に棚、宗教画？なサイケポスター。下手奧に窓、壁なりにテーブル、電話、テレ
ビ。上手、入口よりに箪笥と小さな冷蔵庫。
お話。あるものを仕入れるために、インドはるばるな二人。は会社員？かなあな、
怪しさ。成果上がらず。暑さもありでいらいらな若い上司（有園）。マイペースな
部下（流山児）に当たり散らし。ダメな２人のさんざんな一日の出来事。
キャラと関係のみたまんまな面白さ。あまり深く踏み込まないから、すっきり、お
気楽に観られたねこ。有園さん。水谷芝居じゃおなじみ、の小心者でおこりんぼな
困った人。今回、そのフルトラック版。流山児さん。強持てとは裏腹、つうか押さ
え込んだ、または消えちゃったキャラ。意外性をそのまま活かして○。身も蓋もな
い、ぼけ、つっこみなやり取りがとほほで○。終盤、怒りの高まりは外（相手）に
向かず、ダメな自分で爆縮する。このとほほさも、またいい味わい。
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