演劇企画集団６６ 企画no．41「天才バカボンのパパなのだ」
＠渋谷・ジァン･ジァン (1998/10/11-15 6ステージ）全自由前売り当日共2800
作：別役実 演出：古林逸朗 照明：安部昌臣 美術：篠崎里美
音響：小島久典 振付：沙羅 宣伝美術：村上恵一郎 制作：宇野恵子
出演：加藤忠夫（パパ）、かねうちのぶこ（ママ）、谷口朋子（バカボン）
宮田明（巡査）、池田孝良（署長）、大迫英明（レレレのおばさん）、
辻洋子（女１）、小林和子（女２）、滝みよ子（女２）、大森啓祠郎（男）
1998/10/12(月)曇り 7:05-8:20PM(1'15) 前方から 客席６割(60人)
客層：老若男女。学生〜スーツのおじおばさん、初老のカップルまで。
客入れ：ゆったりそこそこ。
舞台。摩訶不思議で◎。くすんだ色の渦巻きオブジェが天井からいくつか吊るさ
れ。下手には（電信？）柱。上手、天井からトイレットペーパー、その下に目玉模
様、×○やら記号を書いたさび色の小屋。
お話。とある街角にバカボン一家が。理屈ぽい巡査と物事をすぐ飲み込む署長は一
家のナンセンスな言動、キケンな遊びに巻き込まれていって。
どろ〜んとした、６６の独特世界でなんだかわからない舞台。昔、さらりとした上
演でみたことあるねこ。今回のが不条理、ナンセンスな別役作品の味わいがはまっ
てて◎。どこを見てるの？な役者のどこか抜けた具合も◎、見てるだけで面白し。
肝心なことを明後日にして、小理屈は妙に通ってるとんちんかんな会話にくすくす
笑い。トイレットペーパーと小屋の？な在り様、署長のはげ頭になぜか当たり続け
るスポットライト、など意味がわからない、わかりようもない数々がまた面白し。
役者。バカボン役、谷口朋子の呆けぶり◎。漫画キャラ髣髴の衣装やメイクが楽し
いねこ。
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