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＠大阪梅田 よしもとrise-1シアター(2001/9/15-16 4ステージ)
全自由 前売3500円 当日3800円
作：後藤ひろひと［Piper］ 演出：山内圭哉［Piper］
初演（未見） 今回 96/8 ＯＭＳ よしもとrise-1 ZUITISTE公演 レンジャープロデュース公演 作：後藤ひろひと ← 演出：後藤ひろひと 山内圭哉
テツ （コソ泥）：三島嘉崇[ＭＯＴＨＥＲ] 小川輝晃（ニンジャレッド*1、黒騎士*2）HP 竹太郎（コソ泥）：西村 健[ＭＯＴＨＥＲ] 岸祐二 （レッドレーサー*3） 洋介 （コソ泥）：福田将就 大柴邦彦（メガレッド*4） 丸山刑事 ：福田転球［転球劇場］ 和泉宗兵（タイムイエロー*5） スモーク ：木下政治[Ｍ.Ｏ.Ｐ.] 笠原紳司（タイムファイヤー*5） 木村大村（特殊警察）：三上壱郎[Ｍ.Ｏ.Ｐ.] ← 耳島（超人警備員）：今仲ひろし［立身出世劇場］森下じんせい ジャガー（サイボーグ）：後藤仁[MOTHER] 山内圭哉 よっぱらい ：佐々木靖乃 ほか ぼんちおさむ コント ：三上壱郎+木下政治 PLAN9 *1:カクレンジャー *2:ギンガマン *3:カーレンジャー *4:メガレンジャー *5:タイムレンジャー（出演している東映戦隊シリーズ名）
今回でたしか４演。AUD SHOT「博多駅前信用金庫」(97/4)、baseよしもと版(2000/9） としての上演もあり
2001/9/16(日)晴 3:10-4:55PM(1'45) 中段より 客席満員(250人？)
客層：ほとんど10-20才代女性、男子は20名ほど。ファンイベントなすごい盛り上がり
客入れ：当日券。発売３時間前で既に10人ほど待ち列、開始時で30-40（ソワレは
1時間前で20人弱。女性グループ客ばかり）黒服のお兄さんが整理番号を呼び上
げてきっちりと誘導整列、お初天神商店街・小学校前に並び。なんばもそうだけど
、歓楽街の真ん中に学校あるのに、ほよよねこ。折り込みパンフなし。劇場会誌
配布。 物販なし。
後藤ひろひと作品中、もっとも再演を重ねる・マスターピース。今回、東映戦隊シリー
ズの役者を集め夢の競演、とか（よくわかんないねこ）。30分で売り切れたプラチナ
公演に、客席は女子でいっぱい。開演前のおしゃべり、役者演技、カーテンコールへ
のリアクションはきゃぴきゃぴとグルーピー。小劇場演劇客層と違う活気にふーん
ねこ。
舞台。素舞台、後方に階段と堤防な中二階。小道具は銀行マスコットのカエル貯金箱と
さいころキャラメルのみ、とシンプルしごく。
お話。可燃性の宝石・ラニアンスー。インドへの輸送途中、強盗の裏をかいて、しが
ない地方銀行・北大阪信用金庫に一時保管。そのころ、こそ泥とバカにされた三人組
は挽回の機会をねらっていた。まずは銀行で配るカエル型貯金箱・ホッキー君、強奪
なんか情けないけど。ところが、その中にはくだんのラニアンスーが。あいやー。
裏をかくつもりが裏目にでた、特殊警察。別口でラニアンスーを狙っていた、怪盗。
かつて三人組を捕まえ、今また追う刑事。三人組に不死身の恨みを抱く、警備員と
それを追うサイボーグ？。すさまじいスーパーアクションの追走劇が始まるのだった。
大王が目茶してた頃のＢ級映画な娯楽作。またみられてうれしいねこ。蠅男、ターミ
ネーターとかのガジェットを盛り込み、枝葉に迷走。きっちり物語をすすめつつ、
取り散らかす、調子こいた面白さ◎。どさくさ紛れのコント「二度見（気になってもう
一度みるあれ、あれこれ）」に箸休め的くすくす笑い。
ヒーローもの役者達は生硬な演技ながら、さすがのアクション、立ち姿のかっこよさ
でみせ。かわいげも忘れず、ファンの心伺い知られ。全体のアクションな高揚感は
ほどほど。素舞台で役者の表現力がものいうだけに、せっかくなのに…もっとと期待
しちゃうねこ、肩すかし。演出が手堅いことも、よくもわるくも同様。
一方、サブキャラ、メインを喰って目立ちすぎ。不死身の警備員役・森下じんせい。
目玉をむいて熱演、笑っちゃうしつこさ○。サイボーグ役・山内僧正。強面硬派な出で
立ちと、腰が低すぎる声、演技の落差大。しゃべる度に場内爆笑。初演以来のカーク
艦長キャラで三上壱朗。あのきちがいぼけ会話と唯我独尊のクール演技がまたみられて
、楽しいねこ。