ローザス Rosas「ワンス Once」
＠与野本町 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(2003/10/2-4 3ステージ）
http://www.saf.or.jp/
全指定 前売り当日共 S席6000円 A席4000円 学生A席2000円
2公演セット券 S席12000円（合計1000円引き）
振付・出演：アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
振付助手：マリオン・バルスター
音楽：ジョーン・バエズ「ジョーン・バエズ・イン・コンサート パート2」
美術・照明：ヤン・ヨリス・ラメール 衣装：アンケ・ロー
芸術監督助手：アンヌ・ヴァン・アースコット 技術：ヨリス・エルヴィンほか
製作：ローザス、王立モネ劇場
共同製作：レオナルド・ダ・ヴィンチ、ルーアン・オペラ劇場
主催：(財)埼玉県芸術文化振興財団 後援：ベルギー大使館、ベルギーフランドル
交流センター 製作協力：カンバセーション
2003/10/4(土)晴 3:07-4:22PM(60?) 一階中段より 客席８割(600？人)
客層：20-30才代最多に老若男女。カップル多め。20才代後半以上の単独客多め。
客入れ：当日券。一階両脇ブロックの前後に30席ほど。カーテンコール4？回4分。
折り込みパンフ。A4 3ページ スタッフ、歌詞カード。物販。パンフ(20cm角
22ページ 1000円）「レイン」と共通。ほか、ローザスブック、公演ビデオ、
ポストカードなど。
あんまなさそうな、主宰のソロ公演。
舞台。正面、上手に編んだような布壁が吊され。下手に横からの照明ライト。前方
半分がダンススペース。床にプロジェクタ２、水筒、ブランケットと枕、下手袖に
レコードプレイヤーを置いた机あり。ほとんど素舞台の広々空間。
構成。待機状態。奥からすたすたとワンピなアンヌ登場。靴を威勢良く脱いで、前方
のダンススペースでしばし佇み（客電は入ったまま）。妙な緊張感の中、ふらふらと
した後、無音の中、移動しはじめ。客電も落ちたし、作品開始？。なんか長い助走の
後、ジョーン・バエのライブ音源が入り。吊された布に歌詞を投影、時々カラオケに
歌い。プレイヤーでＡＢ面を入れ換える演技をするけど、流れてるライブと合わず。
カラオケなら低得点必至。ブラケットにくるまって泣き演技したり。ラスト、上半身
裸となり、スクリーンとも戦争映像を背中に投影しつつ、佇み、おしまい。
ゆるめの唯我独尊１人芝居。純ダンスかと思ったら、仕掛け結構あり。私の思うとこ
ろを見てくださいということかしら。私の部屋趣向や、反戦うんぬんの主張が押しつ
けがましく、表現にも新鮮味がなくて、うーんねこ。大家がしてるので、よけい嫌み
な感じあり。動きはバレエな優雅さとそれを壊すことの拮抗。気っぷのよい脚の動き
とか、姉御な力強さあり。演出なのか、動きのエッジをあんま立てず丸めた感があり。
音楽と合わせてるのかというと、そうでもないし…。なんか中途半端な印象。極私的
なダンスなんで、リラックス（ゆるめ）ムードに仕上げたということなのかしら？。
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