ローザス Rosas「レイン Rain」
＠与野本町 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(2003/10/9-12 4ステージ）
http://www.saf.or.jp/
全指定 前売り当日共 S席7000円 A席5000円 学生A席2000円
2公演セット券 S席12000円（合計1000円引き）
＠びわ湖ホール 中ホール 10/15 1ステージ
＠宮崎県立芸術劇場・演劇ホール 10/18 1ステージ
振付：アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
音楽：スティーヴ・ライヒ「18人の音楽家のための音楽」（1976）
美術・照明：ヤン・ヴェルスウェイヴェルト 衣装：ドリス・ヴァン・ノッテン
制作助手：アンヌ・ヴァン・アースコット 技術：ヨリス・エルヴィンほか
音楽解析：ジョルジュ・エリ・オクトール
製作：ローザス、王立モネ劇場 共同製作：パリ王立劇場
主催：(財)埼玉県芸術文化振興財団 後援：ベルギー大使館、ベルギーフランドル
交流センター 製作協力：カンバセーション
出演：
マルタ・コロナド、池田扶美代、シンチア・ルメイ（9,10日)、
エリザベータ・ペンコワ、ウルスラ・ロブ、社本多加、クリントン・ストリンガー、
ジュリア・サグラニエ(11,12日)、ヨハン・テランダー（イコー・シシコ代役）、
ロザルパ・トレス、ヤコプ・トルスコフスキー
2003/10/12(日)曇 3:07-4:19PM(1'08) 1階前方より 客席8割？(600人？)
客層：20-30才代女性最多。男子は中年層まで、ぽつぽつ。
客入れ：当日券あり、詳細不明。物販。ワンスと共通。
2001年1月初演。ライヒの「18人の音楽家のための音楽」を使用。
舞台。巨大な円筒状縄カーテン。黄金色の縄は、下端に房のあるものないものが交互
に並び、全部で７００本くらいか。
構成。10人のダンサーが、ペア、ソロ、モブで組んでは解れ。音に合わせたり、ずら
したり。ダンサーの動きのほか、カーテンの外周に光を走らせて、影絵をみせたり。
淡色のシャツとスカートを時々着替え、色合いを変えたり。行く川の流れは絶えず
して、しかももとの水にあらず…な、でも儚いと悲観することもない、至福に満ちた
世界。
楽しい。ずっとここで観ていたい陶然状態ねこ。打ち寄せる波、そよぐ風のように
天衣無縫な動きと音の連続体。ダンサー個々のスポーティでいて、優美な動きもまた
◎。自然に任せて流れながら、強靱なバネで反発する。ブラウン運動のように、絶え
ず関係しあい、変化していく。ルールと自律自由さが美しく協調していて、まあすば
らしい。衣装の色の変化、ベージュ、灰色、ピンク、赤 も目に楽しくて素敵。
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