燐光群+グッドフェローズ プロデュース「CVR チャーリー･ビクター･ロミオ」
＠下北沢 ザ・スズナリ（2003/11/5-24 26ステージ）
http://www.honda-geki.com/suzunari.html
全指定 前売3500円 当日4000円 ペア6500円(前売のみ) 学生 前売当日共3000円
その他公演は末尾に記載。
演出：坂手洋二＋ロバート・バーガー＋パトリック・ダニエルズ
＋アービン・グレゴリー 音響デザイン：ジェイミー・メレネス
照明：竹林功[龍前正夫舞台照明研究所] 音響：島猛[ステージオフィス]
舞台監督：海老澤栄 演出助手：大河内直子 進行助手：吉田智久、内海常葉
衣裳協力：大野典子 通訳：志磨真実 日本語版台本：坂手洋二 翻訳協力：小澤緑
宣伝意匠：高崎勝也 制作：古元道広ほか
日本版初演共同製作：有限会社アムアーツ 協力：国土交通省、航空局、HASM[羽田
航空宇宙科学館推進会議]
平成15年度文化庁芸術団体重点支援事業 平成15年度文化庁芸術祭参加
出演：下記
2003/11/23(日)曇 2:07-3:38PM(1'31) 最前方より 客席超満員(190？人)
客層：中年層が1/3を越える大人客席。男女半々。
客入れ：入口に体調に問題がある人、妊婦の人は申し出てくれるよう、お願い掲示あり。
ベンチ桟敷3列、後方パイプ椅子席。後からの入退場は制限されるので、トイレを
済ませて早め入場が○。終演後は、前列からの退場誘導あり。
折り込みパンフ。B5 8ページに長い挨拶、スタッフ、出演者の紹介、予定、航空
用語の解説、予定掲載。終演後に、事故についてより詳細な資料・A4両面を配付。
次回公演。12/13-23別役実「象」再演。1/8-18「動物園物語」。2/20-3/7「だるま
さんがころんだ」新作？。物販。戯曲本など。
昨年上演し大評判をとった作品、早くも再演。今年は全国ツアー、東京公演は連日
超満員だったとか。
舞台。黒いかまぼこ形のもっこり。前からみたコックピットを模し。背後に小さ目の
スクリーンあり。前後で事故データを投影。
構成。ツアー中なので割愛。日本人には堪えるものがある、御巣鷹山の日航機。アメ
リカで有名だというのが見て頷けた、スーシティのユナイテッド航空機。など。
原因、対応と結果から、良く考えられた構成と思うねこ。
ちょっと魂が抜かれる、生き死に沙汰のすさまじさ。芝居にする是非が問われるほど
生々しい会話、迫真の役者芝居、そしてスズナリ独特の密室感。どきどきしっぱなし
ねこ。脚色部の役者芝居（頻繁に目線を泳がすとか）に気になるところはあれど、
堪えるものは、重量級。とりわけ、原因が技術上や人為上のもの。航空関係者じゃ
ないけど、防げなかったやりきれなさは、エンジニアとして心に痛い。パイロットと
アテンダントらの極限状態でも踏ん張る職業意識の高さと信頼関係の強さには感涙。
最後のユナイテッド航空での「幸運を」には思わず感極まり。この舞台をみて飛行機
に乗るのが怖くなった人も多かろうけど、チームの力（と舞台では見えないその後の
対処）を見せてくれて、逆に安心というか、より信頼感をもつことができたねこ
（なんか、芝居の感想じゃなくなってますけど。）
出演：
・キャビンアナウンス
客室乗務員1：宮島千栄
客室乗務員2：樋尾麻衣子
客室乗務員3：中山マリ
１アメリカン航空1572便[MD83] ＠コネチカット州イーストグランビー 1995年11月
機長：滝口修央
副操縦士：下総源太朗
２アメリカン・イーグル4184便[ATR72] ＠インディアナ州ローズローン 1994年10月
機長：鴨川てんし
副操縦士：襃？優宇
客室乗務員：宮島千栄
３アエロペルー航空603便[B757] ＠ペルー・リマ 1996年10月
機長：大西孝洋
副操縦士：江口敦子
４アメリカ合衆国空軍 ユークラ27便[E3A] ＠アラスカ州エルメンドルフ 1995年9月
機長：襃？優宇、杉山英之、久保島隆
副操縦士：瀧口修央
航空機関士教官：下総源太朗
航空機関士：宇賀神範子
５日本航空123便[B747] ＠群馬県御巣鷹山 1985年8月
機長：猪熊恒和
副操縦士：向井孝成
航空機関士：丸岡祥宏
６ユナイテッド航空232便[DC10] ＠アイオワ州スーシティ 1989年7月
機長：川中健次郎
副操縦士：下総源太朗
フィッチ（偶然乗り合わせた機長）：大西孝洋
航空機関士：中山マリ
客室乗務員：樋尾麻衣子
札幌 かでる2.7ホール 10/1-4 5ステージ
松江 島根県民会館 10/10 １ステージ
福岡 イムズホール 10/12-13 2ステージ
伊丹 AI・HALL 10/15-19 4ステージ
宇都宮 栃木県総合文化センターサブホール 2ステージ
長久手町文化の家 風のホール 10/24 1ステージ
可児市文化創造センター 小劇場 (虹のホール) 10/26 1ステージ
盛岡劇場 メインホール 10/28 1ステージ
松本 ピカデリーホール 11/1-2 3ステージ
北九州 北九州芸術劇場 小劇場 11/28-29 3ステージ
岡山 西川アイプラザホール 12/2-3 1ステージ
山口 山口情報芸術センター スタジオA 12/5-6 2ステージ
相模原 杜のホールはしもと 12/10 1ステージ
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