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 ロリータ男爵「放免エスケープ」

 @下北沢 駅前劇場(2007/8/29-9/3 8ステージ)
 http://www.honda-geki.com/ekimae.html
 前売 自由席3000円(整理番号付) リザーブシート3300円(座席指定)
 当日 自由席3300円

 作・演出:田辺茂範 
 舞台監督:海老沢栄 照明:中山仁 音響:中村嘉宏
 音楽:佐藤こうじ(SugarSound) 映像:赤間祐一
 舞台美術:仁平祐也、濱井海、森知行 衣装:田辺雪枝 小道具:清水克晋(SEEMS)
 振付:依田朋子 宣伝美術:森田涼子 演出助手:清水俊樹
 制作:佐々木のの、今井香月 当日運営:三村里奈(MRco.)
 協力:JVC エンタテインメント
 初日「納涼!風船爆破プチセレモニー」、開演前「役者松尾マリヲNO前説DAY」
 31s,1s,2mを除く
 出演:
 工藤史子 :6061
 足立雲平 :5055
 加瀬澤拓未:4023
 森知行  :3071
 濱井海  :803

 津久井亜以:6001
 大佐藤崇 :監督官山下

 役者松尾マリヲ:所長
 丹野晶子 :副所長
 福屋吉史 :監督官
 清水俊樹 :監督官A
 植松ベーコン:監督官B

 斉藤マリ :入間川先生
 草野イニ :ブタ山君
 桜井ひな :気象予報士

 2007/9/2(日)曇 7:10-9:07PM(1'57)中段より 客席満員(130人)
 客層:20-30歳代中心、ガタイのでかい中年男性グループも。男女半々。
 客入れ:階段整列、場内誘導、荷物預かりきちんとあり。中央寄りが見やすし。
 自由席桟敷4列、後方のゆるいひな壇に指定椅子席6列。開演定時15分前から、
 フレディ・マーキュリー扮装の役者松尾マリヲ ファンの集い。写メール大会、
 質問コーナー、歌2曲。折り込みチラシ結構。折り込みパンフB5 3ページ 
 配役、スタッフ、歌詞。次回公演。麻布die pratze最終公演「犬ストーン
  ver.Drエクアドル」 ゴキコン Drエクアドル演出にて再演。
 カーテンコールなく、CD即売会。

 役者松尾マリヲが前説しない日をなぜか告知したりと、よくわからないけど、客席を
 微妙にひかせる前説後開演のいつも通り。

 舞台。地下装置。天井から根が降りたりの地層美術。壁には野菜、牢獄なんで南京錠
 とか、さまざまなオブジェ。上手下手の岩内に鉄格子。

 お話。地下収容施設の一日所長にでぶタレント君、彼を使い収容所を意のままにする
 伝説のプロデューサー。その目的は特殊な能力を持った収容者の奪回にあった。

 という感動させられそうになったりもする話はさておき、局所的フェティズム満載。
 ごりごりっとしながら、ゆるうるな持ち味は前説から小爆発。ついで壮大そうで
 とほほなミュージカル・シーン、そこでのビッチなダンス(丹野他)。繰り返される
 ふとっちょの相撲振り(イニ)芝居。まるで転ばない物語に悶々としながら、脳が
 とろけそうになるねこ。

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