＠下北沢 ザ・スズナリ(2009/8/5-12 10ステージ)
http://www.honda-geki.com/suzunari.html
全自由 前売3300円 当日3500円 学生割引2800円
作：北村想 演出：流山児祥
美術：小林岳郎 照明：ＲＯＭＩ、山上悦男 音楽監督：関口有子
音響：齋藤貴博、島猛 振付：竹村絵美 舞台監督：武田智弘、諏訪創
衣裳協力：堀内真紀子、経塚通子 協力：伊藤しずよ メイク協力：青木砂織
宣伝美術：山中桃子、Flyer-ya制作：楽塾 米山恭子 主催：流山児★事務所
平成21年度文化芸術振興費補助金（芸術創造活動特別推進事業）
出演：
習志野大吾 ：裁判官
二階堂まり ：弁護人
村田泉 ：検察
裁判員
いそちゆき ：1(小学校の教頭)
宮沢智子 ：2(僧侶坊主ともいう)
桐原三枝 ：3(牧師)
関口有子 ：4(主婦)
みかわななえ：5(レストランのシェフ)
川本かず子 ：6(塾の講師元活動家)
小森昌子 ：7(スナックのママ)
高野あっこ ：8(失業中)
内藤美津枝 ：9(派遣社員)
めぐろあや ：10(テキヤ)
杉山智子 ：11(サラリーマンわりと大手らしい)
吉田和子 ：12(ファーマー、つまり農業を営んでいる農民、百姓ともいう)
証人
菊池磨菜 ：1(喫茶店のマスター)
西川みち子 ：2(被告のバイト先、コンビニの店長)
多良間通朗 ：3(被告のアパートの管理人)
阪口美由紀 ：4(被告の友人)
河内千春 ：5(原告の友人)
2009/8/8(土)曇 7:03-8:38PM(1'35)後方下手 客席ほぼ満員(120人)
客層：中高年を中心に女性8，9割。グループ客、子供連れで場内賑やか。
客入れ：ベンチ2、実際は1使用、ひな壇にパイプ椅子9+ベンチ1。携帯注意あるも
鳴らす困った数人あり。折り込みチラシ若干。パンフ A4 4ページ。挨拶、配役、
歌詞、スタッフ、予定。次回 来年GW 佃典彦書き下ろし新作音楽劇。ポスター無料
プレあり。物販。タオルとかグッズ2，3点。脚本はなし。 カーテンコール1回1分。
年1回のシニア劇団公演。早稲田のアトリエを飛び出して、初の劇場公演。
舞台。白漆喰壁と茶色の壁床な昭和なホール。中央に「被告席」と貼られた椅子。
そこに、60年代のマンガ永島慎二「青春裁判」が置かれ。壁2方にドア。正面一段
高く、裁判台。後方に門型の出入口にカーテン。
お話。10代の女性が自殺、恋人らしき男性に疑いが掛かる。陪審員達はその罪を
巡って議論だか、四方山話だか重ねていくのだが。青春の蹉跌、その過ちを描いた
観念的な裁判劇を、脱線しばしば、賑やかに彩り描き。
パキパキとして活気ある演技、十人十色のキャラが楽しいねこ。磨ききらず、技巧に
凝らない、生成の服の良さというか。そんなプロにはない魅力と、堂々として覇気の
ある演技で弾む舞台。台詞量が前年より多くのに、歌は手を抜かずと挑戦的。ちゃん
とこなしてて、清々しいものがあり。
役者。スナックママ役・小森さん。演技、笑顔ともキュートで目を惹き。
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