＠新宿 紀伊國屋ホール(2010/12/18-26 12ステージ)
http://www.kinokuniya.co.jp/05f/d_01/hall2index.html
全指定 前売当日とも4800円 学生3800円
＠北九州 北九州芸術劇場小劇場 1/8-9 3ステージ
脚本・演出：鈴木聡 舞台美術：秋山光洋 照明：佐藤公穂
音響：島猛(ステージオフィス) 衣裳：花谷律子 演出助手：則岡正昭
舞台監督：村岡晋 宣伝美術：芹沢啓二、富宇加淳 宣伝写真：馬場道浩
制作協力：ミーアンドハーコーポレーション 票券：後藤まどか
宣伝：吉田プロモーション 制作：山家かおり、吉田由紀子、江口紀子、早川晃子
企画・製作：ラッパ屋
出演：
俵木藤汰 ：加藤宏和(56歳 中小企業部長 バツイチ)
おかやまはじめ：西島洋一(加藤同期? 中小企業部長)
三鴨絵里子：牟田理恵子(41歳 加藤の会社派遣社員 未婚)
岩橋道子 ：友子 (33歳 牟田の大学後輩 未婚)
福本伸一 ：倉田 (41歳 牟田と大学同級 既婚)
中野順一朗：三田村(30歳 友子の恋人)
大草理乙子：清美
武藤直樹 ：真田
木村靖司 ：北村(加藤の会社常務)
宇納佑 ：中川(加藤の会社常務)
熊川隆一 ：江島(加藤同僚)
岩本淳 ：前田(立ち飲み屋店員)
2010/12/18(土)晴 7:05-9:05PM(1'57)後方中央 客席ほぼ満員(410人)
客層：中年層結構の大人客席。男女半々。
客入れ：当日券は最後方の1列かな、補助椅子なし。折り込みチラシ厚め。パンフ A4
両面1枚 挨拶、プロフィール、写真付き配役。次回公演。3/10-21「凄い金魚」再演
＠座・高円寺1。新作は11月＠紀伊國屋ホール。見難い紀伊國屋で公演しなくとも
よさそうものなのに…。物販。脚本1000円。 カーテンコール2回3分。おかやまさん
から初日挨拶。
舞台。壁一面に自照テキストパネル。段々のレンガ壁の縁取りの床。上手にソファ、
下手に椅子。テキストは、大きくWHEREとあって、以下サラリーマン行き場所の数々。
FUJI SOBA,TOWN,OFFICE,METRO,TAXI,HOSPITAL,TACHI NOMI,DOCTOR,ROOM,BAR。
それぞれ場面毎に点灯。
お話。定年もみえ、人生折り返しのバツイチ・オヤジに訪れた春。まさかの恋をして
脱サラの夢を描いたところに、病魔が。人生山あり谷あり、冬も春もあるサラリー
マン悲喜劇。
さすがサラリーマン新劇な鈴木聡。リアルな日常を皮肉混じりも愛ある視点で描いて
共感を呼び。オヤジ主人公・俵木さんと、アラフォー女性・三鴨さんのきのままな
揺れる思いを、ユーモアとペーソスたっぷりに描いて○。すったもんだともがいて、
夢潰えても暖かな思いが残るラストが素敵。大人な語録もかっこよかったり、笑え
たり。会社は気配で決まる、ややこしいことはさらっとすます、お前の目はあきらめ、
家が近づくとしゃんとする、自分の意志で決めた時から試合が始まる とか。
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