＠荒川 サンパール荒川大ホール(2013/05/31 1ステージ)
http://www.sunpearl-arakawa.com/
全指定3800円
トッピング 春吾「崇徳院」噺16分
談春「三方一両損」枕14分＋噺28分
仲入り15分
談春「包丁」枕なし+噺50分+トーク3分
2013/05/31(金)曇 7:05-9:13PM(59/休15/54)中段下手 客席ほぼ満席(950?人)
客層：中年層中心に幅広く、いつもよか女性多め、男性6，7割。
客入れ：2Fなし。折り込みチラシ少々。パンフなし。物販未確認。
トッピング 春吾「崇徳院」
お話。若旦那が気の病、懇意の熊五郎だけ告げたのは恋煩い。それきりの別れぎわに
手渡されたのは「瀬を早み岩にせかるる滝川の」と崇徳院作の上の句。彼女を探して
くれたら長屋を上げるといわれ、町に出るがいっこうに見つからない。
高じると、影絵な指使いで演助工夫。てんてこ舞いぶりが面白く、客席の受けも
よく。どのキャラも同じという語り口が△。
談春「三方一両損」
枕。迷ってしまい、前座が5分多くやった。知っている話をなぜするのか、それが
江戸っ子。落語は不景気で上向く芸能。同じ業種に「さだまさし」がいる。
自分は江戸っ子、それは激しやすいが簡単に許すから。都電に乗っても、住民は
沿線のバラに気づかない。それも江戸っ子。 くるまで電車車中のバカな日本人達に
どれほど腹が立ったのか話。ここまでのイライラをすべて落語にぶつけたい。
お話。拾った財布を届けると受け取れない、親切を無にするかと江戸っ子通しの
頑固合戦。大家の提案で奉行に捌いてもらう事になる。
猛る談春。プライド高く妙な美学を貫く江戸っ子をカラッと演じて心地好し。
裁きを引き受けた大岡奉行が五月病・鬱で止める周囲の声を聞かずに…に笑い。
仲入り
談春「包丁」
枕なし。
お話。自分の女房を棄てようという悪い友達から、間男の仕事を請け負う。やりとり
をする内に情が通じ、寝返ってしまう。
やくざものをやらせて絶好調、談春の魅力全開。
トーク。チケットは売れているに空席がある、申し訳ない。今日はお客に甘えさせて
もらった。波長が巧く合った。慢心することなく精進(「今日は」よかったよと
客席から声かけ。それを聞いて）だとぅ〜。
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