＠下丸子 大田区民プラザ大ホール(2013/04/30 1ステージ)
http://www.ota-bunka.or.jp/facilities/plaza/
全指定 前売3800円
「慶安太平記 善達の旅立ち」枕10分＋噺32分
仲入り15分
「慶安太平記 吉田の焼き討ち」枕9分＋噺24分
「短命」枕8分＋噺22分
2013/04/30(火)曇 6:36-8:36PM(42/休15/63)前方中央 客席ほぼ満員(480人?)
客層：いつもより幅広く、男性過半数。
客入れ：開演時は7，8割の入り。下丸子は遠かったか。折り込みチラシ少々。
パンフなし。物販未確認。
慶安太平記
枕。談志が隣町に住んでいて、28歳まで世話になった。落語界のことがよくわかない
（広がりをもった活動ができた）弟子を育てたのは談志の功績。単純に18番を並べた
とても緊張してる、乗り移ったつもりでやらないと。客席の緊張も判る。談志から
お前も俺みたいに下手にやればいいといわれた。今はその意味がわかる。
慶安太平記については割愛するといいながら説明。
（後半）師匠をみて好きになった。受け継ぐのは生半可ではできないと言う理性が
働く、が俺はそんなことはない。談志のかっこよさ。昔は小さんはかっこ悪いと
思っていたが、あのオリジナリティは凄い。昔の興業は90日間と長いのでお客に
翌日来てもらうため、巧く切りながらやった。
お話。芝の増上寺。金三百両を本山に納める使者になり手がいない。無事届けられ
なかったら責任取り＝死罪というからさもあり。末席の善達が大胆に名乗り出る。
旅立った善達に怪しい飛脚・十兵衛がついてくる。彼の真の狙いは徳川の御用金
強奪にあって。
いつもと違う気迫(緊張感）で始まり、あとは一気呵成。ピカレスクな黒い魅力が
重くならず、ドライに流れて小気味よし。
短命
枕。寄席に行かないので一度だけ家の仕事を手伝ったことがある。雨樋の詰まりを
直したつもりがという話。
お話。美人の後妻に嫁いだ婿が次々頓死。与太郎はその訳が察しられずに珍問答。
談志節を忠実？にいれたりしながら、大分膨らませてたっぷり語り。
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