＠新宿 紀伊國屋ホール（2024/06/22-30 10ステージ）
全指定 前売り当日とも A席6000円 B席5000円 平日夜割 A席5500円 B席4500円
U-30券 3000円 U-20券 2000円
脚本・演出：鈴木 聡 音楽：佐山こうた 美術：秋山光洋 照明：佐藤公穂
音響：島猛 大久保友紀 衣裳：木村春子 ヘアメイク：西川直子
演出助手：畑田哲大 舞台監督：村岡晋
劇中音楽演奏：cl. 谷口英治 pf. 佐山こうた あらすじ英訳：吉川邦夫
宣伝美術：m9design 舞台写真：木村洋一 宣伝：吉田プロモーション
票券：熊谷由子 制作：江口紀子、掛田裕子、吉田由紀子、早川晃子
プロデューサー：山家かおり 提携：株式会社紀伊國屋書店
協賛：株式会社リンレイ 主催：ラッパ屋合同会社
出演：
岩橋道子 ：吉野仁美(吉野家の長女)
弘中麻紀 ：吉野邦子(仁美の母)
俵木藤汰 ：吉野義男(仁美の父)
宇納佑 ：吉野義和(吉野家の長男)
ともさと衣：吉野美枝子(義和の妻)
中野順一朗：吉野義明(吉野家の次男)
浦川拓海 ：松坂照之(義明のパートナー)
おかやまはじめ：栗原誠二 (義男の友人)
桜一花 ：高沢遥香(仁美の友人)
林大樹 ：京本剛(遥香の元カレ)
磯部莉菜子：中島聖子 (ウエイトレス・剛の現恋人)
熊川隆一 ：三村正明(編集長・仁美の恋人)
松村武[カムカムミニキーナ]：木島佐和子(邦子の墓友)
谷川清美［演劇集団円］ ：多田陽子 (邦子の墓友)
大草理乙子：松岡由利江(邦子の墓友)
武藤直樹 ：岡添祥文(邦子の墓友)
岩本淳 ：竹内弘(邦子の墓友)
2024/06/23(日）曇 2:03-3:36PM(64/休16/68)中段中央 客席ほぼ満員（400人）
客層:3世代 ベテラン中心に幅広く男女半々 子供が居たけど判ったかなあ？。
客入れ:感染対策 手指消毒任意。通常客席。当日パンフ A4 1枚に配役。
物販。10年ぶりパンフ A4 1000円 上演台本 A5 1200円 Ｔシャツ。
カーテンコール2回 次回は来年4月、新作とか。外波山文明［椿組」×鈴木聡トーク
（30分予定）はパス。
2014年俳優座＠紀伊國屋ホール初演作。鈴木聡演出のリーディングが、2022年コロナ
影響で中止、2023年リベンジ＠紀伊國屋ホール。今回、40周年記念公演で初上演。
舞台。卒塔婆みたい無地板製のベンチと壁。ベンチは横長とテーブル状のあり。
壁は凸凹稜線を描く山形、額縁枠の向こうは青空。上下に乱食いに卒塔婆板が
突き出し。
お話。久々に吉野家が勢揃い、実家バーベキュー。ひょんな諍いから秘めていた事
同じ墓に入りたいないを亭主に口走ってしまう妻・邦子。さらに海外でアーティスト
を志望する次男が重大告白をして、騒動に拍車を掛けてしまう。邦子の爆弾発言には
地元のファミレスで出会った老人達＝「墓友」と交わしたことが裏にあって。
大人で良かった、な事情と本音セッションのお楽しみ。親、子供いずれの世代にも
来るべきシリアスな大問題、身につまされつつ、こんなにも可笑しいというコメディ
の妙。「未来に囚われないこと」「夫婦はそれぞれ独立した自由な人間」などの言葉
がもう観る薬のよう。風通しがよくなった心持ちがするねこ。
清々とはいかない残念な登場人物ぞろい。キャラとエピソードが強く濃くてとりどり
の面白さ。後期高齢者役を未達の役者達が演じて、シャレにならないこともおかしみ
に転じて○。松村さんがチャレンジャー、登場では客席ざわつき、いい味出し。
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