双数姉妹「１６」
＠新宿・スペースゼロ(1996/4/3-7 6ステージ） 前売3000当日3200
作・演出：小池竹見
1996/4/6(土)7:05-9:15PM 晴 前方下手より 客席ほぼ満員(300人)
舞台。中央と上下手ハの字にイントレ、天井まで。客席向いたライトが挑発
的。その奥に脚立、大小。どっか、テント雰囲気。わくわく。床。上下手で
白と赤。ベルリン、1985±ですから。冷戦色も日本じゃおめでた賑わい配色
なり。と花見気分お気楽ねこ。
お話。1985そこいら。西ベルリン。「壁」超え生き別れ母、娘の再会。やん
ごとなき娼婦の少女。くえないトルコ人商人と子飼いの娘。不満一杯のネオ
ナチおにいさん。夢と挫折と暴走の純愛ドラマ。または逝ってしまったアイ
ドルの追想、再生。
冒頭、前半かっこいい。後半、純：直球で寝る。いろいろサンプリング。つ
か、シャイクスピア、山の手、ギャグしてシニカルでなんだかダンスでよか
ったね芝居とか。演劇評なの？。よくわからん。でもグーなダンスとそれ
ぽい気分◎。電気グルーブのは決まってて、鯛平目が踊る楽しさねこ。
SMAPのも軽いうきうき気分。それもまた○。コサックシリーズ？よりずっと好き。
10年前の演劇もドイツでの悲劇も蚊帳の外。時間と距離の隔たり。今は痕跡
も伺えない更新の早さ。だってここは日本。updateな国。そんな気分をミックス
して流して見ましたな感じ。かな。なんとわなし肯けるとこあり。
後半は恋と女の子が絡む。こちらは身近な問題。だからか、ちと恥ずかしい
ような直球ぶり。観ててつまらない。他の客席の子達はどうなんだろう。
役者。日高ひとみ。グー。かわいい顔、キスで男殺してましたね。明星真由美。
いるだけで空気濃くなる。たまにでも変な演技、彼女にやらせちゃ×。
五味祐司。飛ばしてました、◎。
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