シティボーイズ「Not Found あるいは、レイヴ・ウィズ・ザ・キャッチボールシスターズ」
＠新大久保・Ｐグローブ座（1997/4/30-5/5 12ステ 大阪、名古屋公演有)
指定(1,2F)5300自由(3F)3800
作：三木聡＋出演者全員 演出・構成：三木聡 音楽：小西康陽
出演：シティボーイズ（大竹まこと、きたろう、斎木しげる）中村有志、いとうせいこう
1997/5/5(月)晴れ 1:00-3:10PM ３Ｆ上手より 客席ほぼ満員(700人)
客層：10?〜20歳代。ときどきおやじ。10年経っても、客層変わらずがすごい。
客入れ：自由席の整列もてきぱきキチンと誘導○。関係者席が中央で、一般は
はじ。なんか、ぷんすかねこ。１Ｆの空席にやる場のない憤りねこ。
ＧＷ恒例ライブ。メンバーはほとんどＲＧＳ（ラジカル・ガジベリビンバ・システム）
再現。スタッフにほよよ。演出補に故・「メノジ百科」の久留蝶丸。ダンス指導で、
なんでか「珍しいキノコ舞踊団」の伊藤等。水面下のきらめきなり。
構成が一段と洗練され、美しかっくいい。すっとした終わりの照明、台詞。舞台
と関係あったりなかったりな高水準スライド。気合いいれ、オリジナル度ました
小西サントラ。各コントや登場人物の関連付けは控えめ、最後に集約させる思い
出走馬燈な趣。ラスト、精神病者の夢？な余韻にふしぎ哀しみ。つながりの面白
さが、そこここで爆発してた前回のが好き。でも、このきれいさも○なねこ。
単純不可解なナンセンスが○ねこ。「お江戸日本橋」と勢揃い日舞、サラリーマ
ンと煙突登師のタンゴ、温泉旅館であれがいいぞダッシュ、とかね。前回の岩祭
りVS布団祭り（布団と岩をぶん回して勝負する）に比べると、印象はもひとつ。
それでも、無駄にエネルギー消費な煙突登りのナンセンスとか、楽しめたねこ。
カーテンコールのダメだし。手品でねたを落としちゃった斎木さん。カウンセリ
ング場面で休んでいた、きたろう。といったところ。大楽なんで三木さんも挨拶
黄色で目立つパンフ。ライブ直後行ったイメクラの子がめざとく、ねこにＱ。
彼女、斎木さんのファンでしてなお話は、どうでもいい私的後日談なり。
今日のねた（タイトルはねこ勝手）
１「毛皮の男達」気温２２。なんでかごっそり毛皮服男が抽選に行列。豪快君な口
調なり。おっかな並ぶ、いとう好奇心おさえられず質問やら。スライド字幕では
疑問な心中あれこれがおかしい。
２「手品クラブ送別会」ねたがわかってるので、身も蓋もない送別代わり手品披露
靴下使う手品で斎木さんチョンボ。大受けな出演者達。ラストの箱手品は、怪し
い終わり方で○。
３「４人の妻」黄昏な縁側。いとう妻と「原因のはっきりしない喧嘩」な大竹夫。
艶っぽい中村妻＞なんだか？な、きたろう妻＞いとう妻＞豪快、斎木妻 と次々
最後は四人で。
３−１スライド 四人の妻と夫、大行進じゃなく、散歩。
３−２スライドの姿のまま、舞台へ。勢揃いしていきなり日舞。大受け。
４「緊急対策室」どーでもいい話な同僚に頭バーンな大竹、はチェックチェック。
「小躍りはこうだ」「私はドンファン（きたろう）」にくすりねこ。
５獲物を狙う白熊君なスライド。出だしに笑う。
６「拡声器家族」背中に拡声器背負った家族の日常。なんでもポカする中村がキー
車が拡声器収納のため、サンルーフ付に笑うねこ。
７これまでの台詞のダイジェストスライド
８「煙突登りとタンゴ」冒険がしたい、恋がしたいのさな、サラリーマン大竹。気
に入った煙突でなければ上らない、煙突登り師斎木。２人は出会うべく？して、
出会いタンゴ。煙突の大がかりなセット登場。この装置にしても、煙突登りって
ナンセンスに本気なのがおかしい。
９牛乳パック並べた板を裏返す＞もーと鳴き声。それだけなのが○。
１０スライド 中村の舞台セット？風景。
１１「温泉宿でウォー」廊下を舞台幅いっぱいに。食事でのタラバガニの甲良が、
徳利がほしいとわざわざ走ってもどる。有名人だ、錦鯉1000万か、自販機にお金
が落ちてて、など、やたら廊下を走りまくり、息切れてますね。
１２「カウンセリング」なにやっても△、鬱病な男。カウンセラーに自分な祭りを
もつことと助言受け、勘違い。ホントの祭りを仲間と企画。いい男祭り。しこた
ま祭り。妻が四人いるようなんですよと、３の男。鬱病男のコンサート。煙突の
２人。などなど。
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