双数姉妹「ＳＨＯＣＫＥＲ」
＠下北沢・本多劇場(1997/5/7-11 6ステージ）全指定前売り3200当日3500
作・演出：小池竹見 出演：明星真由美、小野啓明、苅部園子、柏原直人、
今林久弥、大倉マヤ、田中桂子、小林至、五味祐司 他全17名
1997/5/10(土)晴れ 7:00ｰ8:40PM 最前列より 客席ほぼ満員（380人）
客層：一見、学生ぽい人多数。なんにせよ、20歳代中心。客入れ：特記なし。
A5版パンフ(\800）。字と写真いっぱいで充実。なぜか小竹夫妻結婚式記録付き。
本多進出公演。舞台。傾斜した岩状通路な格子。中央がうがってある。
お話。老舗デパート。華やか喧噪の昼と死のような夜でできてる世界。孤児養いな
デパートの母？がごとき女（明星）。彼女の声に導かれるディスプレイデザイナの
父？な男（今林）。彼のイケテル・アニパロ部下（大倉、田中）とバイト君な青年
ショッカー達。とまた別のステージ。離れて彷徨う元恋人達（小野、苅部）とシス
コンだか？な弟（柏原）。その前に立ちふさがるデパート母と子供達（小林、五味
）。彷徨う２人は出会えるのか。自閉なショッカー達の夜は明けるのか。
つまんないわからなさ。前回、ビジュアルの美しさで見直したけど今回△。願い、
苦しみをバカと照れ笑いにくるんで描く。言葉じゃ通じ合えない、ツッコミの痛み
だけがコミュニケーション。その切なさの遠回しな表現は○。変だったりな単純お
かしさもそこここで○。でも、エチュードを単調に連ねすぎ。構成？？。眠くなる
ねこ。重奏してこそ魅力の各挿話の絡まりも△印象。意図したの？、うーん、困惑
役者、○。明星さんと五味さんがいれば、これからも観るですよ、ねこ。双数定番
スタイル：ある人を追従する明星さん、変で○。アナウンス声の包容感になごむ
ねこ。五味さん力強く、いさぎよくバカ。とてもいい。大好き。
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