双数姉妹「3 BALKAN BOYS」
＠新宿・THEATER TOPS(1997/9/10-21 14ステージ） 全指定前売り3000 当日3200
作・演出：小池竹見 出演：明星真由美、小野啓明、小林至、五味祐司、佐藤拓之
柏原直人、内藤達也、田中桂子、大倉マヤ、井上貴子、間瀬とも子、伊藤由維子
1997/9/15（月祝）雨 2:30-4:20PM 前方より 客席７割（80?人）
客層：20〜30才代中心で、結構幅広く。女性過半数。
客入れ：当日券開演１時間前から。発売時で10人にみたず。定席のみ１０枚ほど
9/21日8PM「週間明星」（４つのお話）チケット発売中。整理番号30番台、まだ
余裕ありそう。
舞台。斜な張り出しな。後方に繰られる縄ばしご用四角な穴と周囲に石、黒い鉄
製の高い椅子、ベット。壁は赤土色。下手奧に出口、その手前と正面奧に階下へ
階段。装置、ひと捻りありで○。
お話。大人なけど、少女のままにいたい子に、友達の小熊な・実は自分が語る３
つの寓話。しがらみ、理不尽・生きてことの不条理って衣、捨てた者の悲しい
運命。それでもなんかするっしょ、逃避でも流されでも、な意志のお話。
１「笛ふき男」。家にき○がい来訪。だれでもあって、だれでもない彼。予想も
しない運命の使者との係わりあい。２「コサックフル」。なんでもできる男。そ
れはなんでも周囲から要望されるから。３「異境へのいざない」。裸の王様。自
分を望んでいない周囲を受け入れて、一人行く先は。それぞれを「仕立て屋」（
小野、小林）が運命の仕掛け人としてスチャダラに関わり、「フェリジダージ」
のコーラスがはかない今の悲しみを唄う。電気グルーヴ、今回つかわないのね。
バルカン半島な国のメタファーあり？、よくわかんない、世界史成績１ねこ。
重たいの、捻ってやってて○。まるででたらめな事柄から浮かぶ、厳し哀しやり
きれない姿。感情移入なわかりやすさ○。劇研エチュードな手法がいろいろと
面白い。１話の多人数役・１人で設定、２話の操作されて、など。樽・枝（樽で飛
び、枝で腰落とす）もまんま使われたり。アカペラ・コーラス数カ所。明星さん
のアルトがいい味わい。役者。五味さん○。どんな芝居も変わんない軽い口調、
小熊な目が切なくて○。大切にしたい役者さんなり。明星さん。普通な演技もし
っとりとして○。靴の底上げで、ますますの圧倒感を加味。
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