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 サモ・アリナンズ プロデュース第11弾 「蹂躙」

 @下北沢・本多劇場 (1997/11/27-30 5ステージ) 全指定前売り3500当日3800
 作・演出:倉森勝利 構成:小松と倉森勝利ブラザーズ
 出演:小松和重、倉森勝利、飯山亮、うのけいいち、久ヶ沢徹、平田敦子、林浩介、
 森本奈央美、渡部音子、酒井健太郎、山口雅義、横山利彦、高田祐司、久米淳子

 1997/11/30(日)晴れ 2:10-4:45PM 後方から 客席超満員(400人)
 客層:20才代中心でいろいろ。女性過半数。客入れ:客入れで着ぐるみ役者が台本
 とCD発売。台本は白紙(アドリブ部分)が多いそう^^;
 
 舞台。2階層構造。中央に扉。本多なんで、ちゃんとセット組んで。
 お話。地方の弱小高校。列強高校である、弾道弾大付属高校が攻め込むうわさに
 助っ人探索。名高い元・関東総番長、夜叉車蹂躙(小松)に白穂の矢を。骨休めも
 兼ね、蹂躙は引き受け。昔のまぶな彼女もいたし、その高校に。敵方の総番・火達磨
 媒染との戦い後、なんか仲良し。つうか、媒染の双子の兄こそ恐怖の的と一致団結
 その襲撃に備えるも、件の兄強し。裏切った弟もやっちまう、蹂躙ピンチ。でも、
 怪しい連れ(倉本)が助けてくれて良かったね。七人の侍を骨格にしたよな。

 駅前→本多、初登場。サウンドオブミュージック・パロ〜007「死ぬのは〜」を
 大スクリーンで映像パロで始まり。そんな演出や、殺陣使ったりの多彩な役者起用
 とスケールアップ。いつもよかストーリー性あり、内輪うけも少な目。それでも、
 しょうがない、お話がすすまんぞなな、おバカさ変わらず。チープでおかしくて○。
 意味なくテンションあげ、熱っぽくやったりで、くだらなさに拍車を掛ける。要所
 は型どおりに決めて、いい話しにしたりと食えない展開。毎度のアドリブ攻勢・
 小松包囲網のお楽しみも健在。変な青春芝居や、すかすかの対決シーンに思わず
 吹き出し、置いてきぼりな小松。彼にアドリブかまして笑わそうな、スタッフ、共演者
 との影のバトルが、今回も面白いねこ
 
 ゲスト。山口雅義。でかい通る声。なんでも真面目顔でやるナイスおばかぶり○。
 宮藤官九郎。ねたも不発つうか、ぼや。何をしに出てきたやらな、贅沢ちょい役で
 ○。平田敦子。猪突猛進の演技に思わず笑っちゃうねこ。