サモ･アリナンズプロデュース第12弾「ロボイチ」
＠下北沢・駅前劇場 (1998/4/22-29 11ステージ)
指定(椅子)-2700 自由(桟敷)-2500（当日+300）
作・演出：倉森勝利 出演：小松和重、倉森勝利、うのけいいち、楠見薫、
酒井健太郎、久ヶ沢徹、海原ローラ、飯山亮、林浩介、渡部音子、千野ハルナ
1998/4/24(金)小雨 7:05-9:00?pm 桟敷最前列から 客席７割(70人）
客層：20-30才代中心。勤め帰りかスーツのお兄さんもちらほら。
客入れ：当日券は桟敷のみ。飯山さんの前説あり、脚本(1000円)とＣＤを物販。
気合い入ってた？、本多劇場からいつもの駅前劇場へ。遊気舎・楠見さんゲスト。
舞台。なんか斜がはいった壁で囲ったり。小道具（武器や模型）やコスプレ衣装ほ
どにはつくり込みなし。
お話。汚染された未来、身体保護のためにサイボーグ化人類。最強の者はロボイチ
の名を冠され、日夜戦いの日々。そんなロボイチな父、そして妹（楠見）を卑怯に
も殺され、復讐の旅にある息子（小松）もいまやかっこわるいマドロスロボ。暴漢
に襲われた女性を助け、彼女の家へ。そこには亡くなった妹そっくしの女性（楠見
）が。そして、彼女の父親（うの）は実は息子はしらずの親の仇で。後、なんか悪
いやつ（倉森）が出現して一ひねり。なんでサイボーグ設定なのかわからないまま
に、やりたいようにお話は進んだり停まったり停まったり。
無駄なテンション、だらだらした間。やればちゃんとできるのにあえてやる、くだ
らなさがダメで○。くすくす笑いねこ。皮肉な紆余曲折な展開は既存映画、小説の
いいとこどり。やりたいからこんな感じでやってみましたな。いつもより、アクシ
ョン多、展開もタイト。倉森さんが出てから、野放しになるアドリブバトルにして
もいつもよか短め。以前のどうしようもない、だらだら身内受けもダメで好きだけ
ど、シェイプアップの志（上演目標1.5時間らしい）ある今回もまた○。
役者。楠見さん。遊気舎のりの気が抜けたダンスほか、好きにしてるとこ○。あん
な「恥ずかしい格好」させる程度な使い方には不満。小松さん、相変わらず、律儀
で○。倉森さん。なんかめろめろな脱力ぶりが今回決まらず、△。うのさん。真顔
でバカ爆発。好き。一部不気味な女優あるも、前に出ず肩すかしねこ。
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