座・キューピー・マジック「四人姉妹」
＠シアターＶ赤坂 (1997/12/19-25 12ステージ) 全指定前売り3500当日3800
作・演出：田窪一世
出演：田窪一世、奥山弥生、佐藤荘二郎、岡野佐多子、植村拓也、枝村みどり、
古海裕子、一木美名子、草苅弘、鶴屋紅子、中村孝
1997/12/21(日)晴れ 6:05-7:45PM 中段より 客席8割(130人)
客層：20〜30才代女性中心に老若男女。
客入れ：当日券も開演３時間前まで電話予約可能(3583-6040)。音楽がジャズボー
カル。ブロッサム・ディアリーのスイートな声に和むねこ
舞台。緋色の幕のステージをもつクラブ。下手にはカウンター、オーク材の渋いの。
お話。父親が残したバーも経営逼迫。困りまくる姉たちともともと気がない末娘は
そりがあわない。と、突然に姉たち３人が事故死、でも、残された妹が心配で、魂
だけ現世に。そのころ、末娘は母親を名乗る女性から、バーを続けることを持ちか
けられていて。
あらまあ、今を生きる人のいいお話なんだ。ばたばたコメディかと思ったら。謎め
きな女性、やくざ子分などが興味を繋ぎ、意外なラストへ。ひねり２回あり。そん
な展開、見えない四人姉妹の道具立て、おかしなキャラ（狂言廻しの魔獣やとほほ
な片思い男）と仕掛け○。そんな仕掛な香辛料、ブレンド具合はもひとつ、ぎくしゃく。
しっくりこなかったねこ。
役者。活き活き、達者で安定、安心。鶴屋紅子。いつものよう器用に狂言廻し。奥
山弥生。「母親」演技は切迫感あり、ちとべただけど。
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