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 サモ・アリナンズP第15弾 「ガッツ団」

 @下北沢 駅前劇場(1999/12/2-8 ステージ) 全自由(NO.付き) 前売2800 当日3000

 作・演出:倉森勝利 照明:中川隆 音楽:青木渉 音響:山口敏宏
 舞台監督:44北川、鈴木田竜二 舞台美術:福澤諭志+至福団
 小道具:宇野圭一+至福団・チビッコギャング 衣装:吉田香織+ワンワンコーチ
 映像制作:烏塚美樹枝、大平雅之、本橋亮 宣伝美術:岸南美子
 制作:浅川知惠[OFFICE W&D] 企画・製作:サモ・アリナンズ
 出演:
 小松和重    :ヒロシ(ガッツ団 主人公)
 久ヶ沢徹    :くにお(ガッツ団 悪の手先にころんでる?)
 久保田浩[遊気舎]:小林 (元隊長 将軍に追放される)
 海原ローラ   :りょう(元ガッツ団 小林・妹)
 平田敦子    :女の子(ガッツ団。ヒロシにらぶらぶ)
 伊丹孝利    :ジュン(ガッツ団新人)
 久保弘美    :ウルフ(ガッツ団新人)
 林ゆう子    :ユウ (りょうの妹)
 森田知章    :森田先生(12秒に1回笑わせる教師)
 千野ハルナ   :コギャル
 横山利彦    :将軍 (世界征服を企む人)
 倉森勝利    :浜小路先生(私立探偵 ガッツ団)

 1999/12/5(日)晴れ 7:05?-9:05PM(2'00) 前方より 客席超満員(180?人)
 客層:20-30才代中心。女性過半数。
 客入れ:当日券不明(ほとんどでてない模様)。荷物預かりは受付で並び?。
 並んでるときに捌けばいいのに。舞台でサインいり物販。久保田、平田、倉森の
 3人で。ブラットピットのサインもOKとか(^^; 台本(1500)、Tシャツ、CD
 ほか。UVカット仕様です!、とブラックライトで光らせて遊んでました。

 大阪公演も好評のサモアリ。本多でもokの劇団なのにそんなに駅前が好き?。
 お話。ご近所の平和を大人みたいな子供達が「守りたい」ガッツ団シリーズ最新。
 平和なはずの横浜元町界隈に異変が。パラダイスマンションは「将軍」と呼ばれる
 男の支配下に。1Fの人間はゲル人間と呼ばれ不当差別、人間扱いされない始末。
 こんな時のガッツ団なのに・・、隊長小林は1Fに住んでいたがため虐げられ、
 頼みの私立探偵・浜小路は行方不明。なんてこったい、と疑念疑問のヒロシ。
 でも、将軍は大人だからと、従う子供ヒロシ。そんなところに小林、島流しの厳命
 が下される。それもヒロシに。将軍に敵対するという小林の言葉に勇気づけられる
 ヒロシ。よし、ガッツ団再興っ。シュキシュキーン(ポーズ)

 しょうがないなあ、くだらなくて、ないつもの面白さ。無断に細かいおばか演技の
 応酬も楽しいところ。でもストーリーすっきりめの今回、脱線アドリブ小松包囲
 網も控えめ印象。お蔭様で上演時間それなり。桟敷席のお尻にありがたく、
 破天荒期待の心に淋しさ若干あり。ガジェット、ラジコンなし、小道具少と控えめ
 なのもそう。ビデオ、CGはグレードアップしてたけど。

 役者。ダイナミックなわけわかんなさの平田敦子。困り顔がステキな小松和重は
 やっぱりラブリー。演技力あってのへんてこさなり。胡散臭い倉森勝利、出鱈目
 堂々の中に恥ずかしさが隠し味の久ヶ沢徹、の2人は遠慮がち。もっと絡んで、
 アドリブぐるぐるの面白さをみせてほしかったねこ。ゲスト、久保田浩も抑え
 きいてもひとつ。持ちねた・超リアル芝居なぜか梨もぎ、だけじゃ、うーん。

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