サモ・アリナンズ プロデュース第19弾「スネーク・ザ・バンデット」
＠下北沢本多劇場(2001/12/8-16 10ステージ)
http://www.honda-geki.com/honda.html
全指定 前売3800円 当日4000円
作・演出：倉森勝利 構成：小松と倉森勝利ブラザーズ
照明：中川隆一 音楽：青木渉 音響：山口敏宏［Sound ConcRete］
舞台美術：加藤ちか 舞台監督：宇野圭一、松嵜耕治+至福団
演出助手：秋元一典 衣装：金子道代、吉岡香織 殺陣指導：清水順二[MOTHER]
、八木清治 宣伝美術：ナミヘイ 制作：浅川智惠 企画・製作：サモ・アリナンズ
出演：
小松和重 ：スネーク＆バンデット（キャムゼル国・戦士）
久ヶ沢徹 ：マックスベア（キャムゼル国・軍師）
市川しんぺー［猫のホテル] ：リトルジョン（キャムゼル国・宰相）
ユセフ・ロットフィ［劇団テヘラン]：モハメッド（バンデッドの従者）
平田敦子 ：グレース（キャムゼル国・王女）
宮沢美保［サラ・プロジェクト]：ソフィア（キャムゼル国・侍女）
久米淳子：百姓女
佐藤貴史：タヘイ
皆川猿時［大人計画]：ウェルフ（賞金稼ぎ）
高木尚三：ハミッシュ（賞金稼ぎ）
倉森勝利：オリビア（山賊）
ＡＫＩＲＡ[新日本プロレス]：クラウン
大政知己：ダンダダ国王
わかまどか：ママ
遠藤まり、π子、宮前ユミ、森田仁子、由井はる奈、折坂吉弘：子山賊
川岸陵、川角一郎、坂本和也［ケッケコーポレーション]、
城田晃久［エレクトラ・オーバードライブ]、杉浦寿孝、永井輝久［桃色軍手］、
松村秀憲、村木昌彦、和田良［ボーナス・トラック］：兵士
又野誠治、皆口裕子、子桜エツ子、石橋千恵 ：声の出演
2001/12/15（土) 7:02-9:37PM(2'35) 前方より 客席９割（350人)
客層：20才代中心。女性過半数。特定役者ファンが盛り上がりすぎ、役者に怒られる。
客入れ：空席適度？にあり。スタンプカード制導入、次回以降が割り引き適用。
上演時間が長く、休憩時間がないので、トイレ注意あり。客入れ時の役者物販は
なし。折り込みパンフ。A4 1枚。あいさつと配役、予定掲載。
物販。Ｔシャツ(2200円)、１台本(1000円)ほか。
舞台。メタルフェンスで覆われた、未来のスラム雰囲気。つうか森の中の家屋。
２階構造。上手のブロックは回転可能。
お話。隣国・ダンダダとの戦で敗戦の色濃いキャムゼル。キャムの戦士・バンデットは
やむなく逃走の経路、女山賊たちの村へ。なんでも自分とそっくりの男スネークが
キャムの王妃の暗殺に向かったという。なんか種馬としてもてあそばれようとするも
王妃救済のため、山賊と意気投合。そのころ。キャム王宮では見切りをつけた臣下の
裏切り進行中。やむなく国外に逃避行の間に捕まる王妃。実はくいしんぼうの王妃は
替え玉。無口の侍従こそ、真の王妃。彼女の真情ある国民を思う心に打たれるスネー
ク。道中場で逝ったバンデットに成り代わり、闘いにうってでる。中略。キャム勝利。
裏切ったやつももどったしね。勇者に勲章。ダンダダの国王はいまだ生存、巻き返しを
ねらってるけど、エピソード１はこれにて大団円。大筋はスターウォーズの最初のやつ
パロとかで進行。
芝居は遊び道具。物語はとこどこ真っ当顔も、実のところはそのためのねた。面白く
ぼけて、つっこまれると幸せ。具体的には小松さんをおもちゃにしてはめる、企みが
あれこれ。緩いマイペースなキャラ芝居、アドリブやりとりに笑い、愛情感じるねこ。
役者。久ヶ沢さん。だまってれば、唯のハンサム。きちがいな問答を自由自在にして
愉快。ファンのかけ声しきり。五月蠅顔で刀に手を掛け殺気発揮させて、ファンサー
ビス。平田さん。女丈夫をどすをきかせて貫き。きちがい演技はほとんどなし。ソフ
ィア役の美少女役者・宮崎さんもそう。倉森さん。ゆるゆるさでたまらない。ニッキー
ズパビリオンより、らしくて○。皆川さん。やかましい口舌○、けど胡散臭さ減で
もうひとつ持ち味生きず。ＡＫＩＲＡさん。ピエロ演技に悲哀、発起後後半は素敵な
がたいで魅せて○。平田さんをひょいと持ち上げて、かっこよし。
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