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 白石加代子「源氏物語 シリーズ その第二夜 須磨・明石」

 @池袋サンシャイン劇場(2002/6/4-9 5ステージ)
 http://www.sunshinecity.co.jp/theater/theater.html
 全指定 前売り当日ともS席5000円 A席3500円

 現代語訳:瀬戸内寂聴 台本構成・演出:鴨下信一
 美術:中越司 照明:大島祐夫 音響:高橋厳 演出助手:松本祐子
 舞台監督:やまだてるお 企画:笹部博司 宣伝美術:深山重樹
 企画・製作:メジャーリーグ
 出演:
 白石加代子

 2002/6/9(日)晴 5:05-7:35?PM(67/休20/65?) 後方より 客席1F8割(750人)
 客層:女性9割、おばさま中心のいつもどおり。
 客入れ:当日券。中段、下手ブロックを中心に30ほど。2F不明。
 物販。パンフ(A4 15ページ 800円) 関係者の寄稿、白石さんと演出、企画の
 三者対談収録。

 朗読一人芝居・新シリーズ。生き霊がでてきて面白い「その第一夜 六条御息所」
 は都合つかず、行けずじまい。残念ねこ。

 舞台。鈍く黒光りする、四角い島舞台。三つ高低差をもって繋がり。本舞台は上手
 より。背景に銀河な電飾。着物。朱色地、袖口と帯が白。

 お話。光源氏、都を逐われて須磨・明石。隠遁生活に色恋を回想してしまいます
 です。
 
 引きつけて放さない、魔力魅力な源氏。起ち歩き演技しながらの源氏朗読。古文で
 しめつ、ユーモラスにMCいれて、楽しい演出。源氏がちょっと艶笑話。源氏を
 なにかと敵視する頭の中将も、なんか笑っちゃう悪役ギャグキャラ。
 表情豊かに、緩急、起伏に富んだ語り口、仕草で魅せる白石さん。目を引きつけ、
 飽きさせない吸引力はさすが。末摘花の容姿を語り、後半に繋いだところで休憩。
 電車の都合で、今日はここまで観劇ねこ。

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