＠新宿 THEATER/TOPS（2004/5/6-16 16ステージ）
http://theatertops.at.infoseek.co.jp/index.html
前売・当日共 指定席2800円 整理番号付き自由席2500円 5/11m指定・自由共2000円
作・演出：土屋亮一
舞台監督：谷澤拓巳 音響：中村嘉宏[atSound] 音響操作：井上直裕[atSound]
照明：伊藤孝[ART CORE design] 映像：冨田中理 舞台美術：齋田創[突貫屋]
宣伝美術：土屋亮一 音源製作：霜月若菜 制作：渡辺大 製作：高田雅士
企画・製作：シベリア少女鉄道
出演：
吉田友則 ：塚谷幸二（愛想がない）
藤原幹雄 ：森原直雄（欲がない）
前畑陽平 ：池末慎也（恵まれない）
秋澤弥里 ：駒音千花（カメラマン）
篠塚 茜 ：堀木奈々（期待の新人）
水澤瑞恵 ：葉室和香（そのマネージャー）
小野美樹 ；新塚 杏（男と訳あり）
土屋亮一 ：米富鹿男（記者）
2004/5/9(日)小雨 2:07-3:24PM(1'17) 後方より 客席満員(150人)
客層：20-30才代中心、男性6,7割。眼鏡、色白な人の割合高め。
客入れ：当日券不明。最前3列・自由席桟敷、後方雛壇A-L・指定席パイプ椅子。荷物
預かり積極的にあり。全体がみられる後方のが見易し（ねたを知った後は、前方で
誘惑に駆られもし）。折り込みパンフ。B5 3ページ。挨拶、配役、スタッフ、
予定掲載。次回公演 10/30-11/9＠駅前劇場。
客入れ時のアトラクションなし、競技ビデオを流すのみ。カーテンコールなし、呆然として
る客席にくすり笑いねこ。
TOPS進出な今回。
舞台。床競技場景色が、パースを効かせて前後。いずれも高台装置。後半のねたでは
TOPSの奈落を活かし「ビルディング」を演出。
お話。体操競技、オリンピック代表選手選考会を舞台。高みを目指す選手達と、志半
ばで蹉跌した元選手の苦悩とやや煩悩。ジュニア小説とかありそうな、青春メロドラマの
体にて。
心情台詞と即物的しかけがはまって、お見事。某世界的ＴＶゲームのシステムを借り
たばかばかしいアイディア。職人な情熱を傾けてやっちゃうすごさは相変わらず。
地の芝居が着実に巧くなっているので、後半のねたふりがより活き。コントラスト
強調のためか趣味なのか、今回も伏し目がちの湿った芝居がちなのに笑い。登場人物
の名前が体操選手もじりとか、自己つっこみ台詞とか、遊びが随所。くすくす楽しむ
ねこ。
［月間一覧］