＠三軒茶屋 シアタートラム(2004/5/10-6/12 A33 B31ステージ)
http://www.setagaya-ac.or.jp/sept/
全指定 前売り当日とも 5000円
作：ハロルド・ピンター
演出：鈴木勝秀（Ａ鈴木裕美[自転車キンクリートSTORE]）
翻訳：常田景子 美術：松井るみ 照明：笠原俊幸 衣装：伊賀大介
音響：井上正弘 舞台監督：二瓶剛雄 プロデューサー：北村明子
演出助手：Ａ山崎総司 Ｂ長町たず子 宣伝美術：平田好
企画・製作：シス・カンパニー
出演
浅野和之：ベン（Ａ堤 真一）
高橋克実：ガス（Ａ村上 淳）
2004/5/16(日)曇/雨 1:02-1:53PM(52) 最前方上手 客席超満員（260?人）
客層：20-30才代女性8,9割。ほか男女とも幅広い年齢層。
客入れ：今回の当日券不明。次の3時の回は整理番号付き当日券20人、キャンセル待ち
6人ほどが外に列び。常設のトラムシート、最後尾とサイドの補助椅子を使用。追加席
金曜の昼（Ａ？）がでたと掲示あり。ほぼ定時に開演するので遅刻注意。座席はＡ席
撤去。ちなみ、ベット位置は上手ベン、下手ガス。開演前にＡバージョンキャストから
諸注意あり、場内くすくす笑い。折り込みパンフ。A4 1枚。配役、スタッフの最小限
物販。パンフ(A5 26ページ オールカラー 600円)両バージョンの演出出演者の
トークほか収録。ポスター400円。
有名な割には上演されないかな？な古典。ハンサム役者＋サービス演出のＡに
先んじて、味わいおじさん役者＋ハードボイルド演出のＢを見るねこ。
舞台。モノトーン。黒い鎧戸を背景にパイプベットが二つ。寝具類、新聞ら小道具は
すべて透明ビニール製。両袖に戸などを模した二本の柱。ベットの間、高くそびえ
たつ料理昇降機。
お話。地下室。二人は仕事の指示待ち。どうもやばい家業らしい、のんき顔に焦りを
みせて、テンションやや高め。と、料理昇降機が突然動き出し、なぜか料理の注文書
を送り込んでくる。どういう意味だ？。
謎が謎を呼ぶ、放置プレイ演出。無機質な部屋に閉塞感をつのらせ、不可思議を探る
間合いに居心地の悪さを増長。お惚けよりの役者個性が、不条理の悪意を浮き立たせ
てて、面白いねこ。
役者。巧い役者二人がいい按配にしてる楽しさ。実は几帳面な弟分・高橋ガス、実は
ええかげんな兄貴格・浅野ベン。薄くて情けなく、いじましい男ぶりに愛情を感じる
ねこ。
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