＠三軒茶屋 シアタートラム(2004/5/10-6/12 A33 B31ステージ)
http://www.setagaya-ac.or.jp/sept/
全指定 前売り当日とも 5000円
作：ハロルド・ピンター
演出：鈴木裕美[自転車キンクリートSTORE]（Ｂ鈴木勝秀）
その他はＢバージョン レポート参照。
出演
堤 真一：ベン
村上 淳：ガス
2004/6/5(土)晴 1:05-2:04PM(59) 上手後方より 客席超満員（260?人)
客層：ほぼ全員女性、20才代中心。
客入れ：両サイド通路に立ち見各6人。ほか、トラムシート、補助椅子はなし？。
開演前のバージョン相互（B→A）アナウンスはおちゃらけなし。客入れ音楽はフェア
グランド アトラクション。舞台の位置はＢと反対、上手ガス、下手ベン。折り込み
パンフ、物販は同等。サイン入りポスターは売り切れ、再販予定なしとか。
「男前」Ａバージョン。
舞台。鎧戸の隠し壁をあがると、斜におかれたリアルな煉瓦造りの地下室まるごと。
床や上手正面壁は化粧がはがれて、地が剥き出し。ダムウェイター内包柱を真ん中に
サイドデスク付きベットが等配。上手壁に写真。その手前にトイレ、シンクへの
ドア。入口は上手正面奥側。
お話。Ｂに同じ。
見えないものもみな見せる。抽象と具象を絵に描いたようなＡ，Ｂバージョン違い。
わかりやすい意図の企画なり。思わせぶりな間合い、静止場面が多かったＢに比べて
、説明なしゃべりと動きがたくさん。ラストも、ベンの拳銃にうなだれ頷くガスの図
と、どんでん返しに収め。ストップモーションの謎めきに終わったＢの解決編みたい
ちと親切すぎだけど、らしい演出ではあり。らしいといえば、演技は活性化され、
オーバーアクションぎみ。男前が男半人前化。特にガス（Ｂは浅野さん）が動きまくりの
あんちゃん状態。ベンにしてもポージングやらお茶目さサービス。持ちキャラよか
渋くダンディに決めてたＢとすみ分けということかしらん。ファンには意外性があって
美味しい演出なり。
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