＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2005/3/19-21,25-27 6ステージ）
http://www.letre.co.jp/agora/index.html
全自由（整理番号付）予約当日共1000円
御前会議＋ヤルタ会談 セット券4000円（劇団電話予約のみ）
作・演出：平田オリザ
舞台美術：杉山至×突貫屋 装置：鈴木健介 照明：岩城保 制作：澤藤歩
宣伝美術：工藤規雄＋高橋加絵、太田裕子 宣伝写真：佐藤孝仁
主催 (有)アゴラ企画・青年団
出演：
松田弘子 ：スターリン
高橋 縁 ：ルーズベルト
島田曜蔵 ：チャーチル
2005/3/27(日)晴 6:00-6:35PM(30?) 前方より 客席ほぼ満員（70人）
客層：老若男女、いつもよか中高年層が目に付き。男女半々。
客入れ：10番ずつ呼び出し、荷物預かりともいつも通り。全いす席雛壇に5列も
いつも通り。中央よりが見やすいかな。折り込みパンフ。B6 3ページ。御前会議
と共通。配役、挨拶、予定。山田起用のこと、今回の形式のこととか。物販いろいろ。
戦中（戦後）を名高い対談を借りて展望する、名作３？演。
舞台。ピクニックに大型丸テーブル、銀トレイにロシア茶器。三国の国旗が
テーブル上にミニ、後方に大とおかれ。左右袖に半円テーブル、御前会議の装置を
置き。
お話。第二次世界大戦末期、東欧、日本の戦後処理を巡っての首脳対談。小さい国
のことはよくわかんないやと、列強大国の建前と胸の内がぽろりん。
三度見ても面白い、落語な演劇。冒頭、また太ったんじゃないかと声を掛け合う
場面、なるほどと頷ける可笑しさも再演の楽しみ。「世界のつくられ方」を刈り
込み、親しみつつ、核心に迫って手際よく描写、と改めて感服。楽天な会話の底に
犠牲になるのは、いつも国民な苦みが以前より感じられ、いやな時代感いや増し。
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