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 sunday play #1.5「不眠症の不眠症による不眠症のためのコント教室」

 @大阪梅田 HEP HALL(2008/1/24-27 6ステージ)
 http://www.hephall.com/
 全指定 前売3500円 当日一般4000円 学生2500(当日券のみ)
 平日昼公演 前売3000円 当日3500円 高校生以下平日公演無料(当日券のみ)

 作・演出:ウォーリー木下
 舞台監督:武吉浩二(CQ) 照明:大塚雅史(DASH COMPANY)
 音響:奥村威(T&Crew) 衣装:金崎めぐみ 小道具:真木丸槇
 映像:藤大志(cine capsule)、吉光清隆
 フライヤーデザイン:黒田武志(sandscape) 写真撮影:藤木潤一(studioSTR)
 演出助手:年清由香、若旦那家康(ROPEMAN(29))、西村朋恵
 制作:辻本陽香(ミジンコターボ) 音楽協力:服部章太郎
 プロデューサー:辰田明子 企画・主催:sunday
 出演:
 赤星マサノリ、小松利昌、平林之英、井田武志、マキ凛花

 2008/1/26(土)曇 7:35?-9:37PM(2'00?)中段上手 客席ほぼ満員(150人)
 客層:20歳代女性半数? あと30歳代まで男女。お友達連れ多め。
 客入れ:全指定席 平床3列 ゆる雛壇に5列。舞台幅いっぱいに使うので後ろ目が
 いいかも。折り込みチラシ ビニール袋入りで結構。希望者にアンケート書き用
 ボード配布。パンフ□15cm 出演者、シーンタイトル、予定。次回公演 「ニュー
 デリーの恋人」@大阪、東京 物販。DVD付パンフ2000円 サントラ1500円。
 カーテンコール2回2分。熱心なファンあり。

 1.5とは番外公演の意?な、ウォーリー木下新作。
 舞台。正面に白壁、寝床が四つ。床上、高低スタンドが四方。上手に冷蔵庫、中央
 テーブルと椅子、下手にTV。
 お話。不眠症の男達。気がつけば、セクシーな看護婦一人、建物に出口なし。閉じ
 こめられているのは体だけでない。抱える闇が眠れない夜にぽつりぽつりと。

 ドタバタと、シリアスコメディ。欲望を抱え、振る舞いは男子中学生な男達。悩んだ
 末のおバカな振る舞いが、クスクス笑いを呼び。呑気顔もあれこれ大変。虚実ない
 交ぜの幻覚、妄想が行き交い。母親への思慕の念や殺人、虐待ら記憶の暗部、
 影男や自身が巨人化する恐怖が、彩られるアニソンとダンスの高揚感とも狂おしく
 交錯。フィリップ・ジャンティ−ばりの風船巨人ら装置、人工的な美しさある照明など
 ビジュアルに凝り。行きつ戻りつの細かいシークエンスがちと捕らえどころなく、全体
 印象薄め。1時間半位に凝縮希望ねこ。

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