＠池袋 東京芸術劇場中ホール(2008/9/4-14 12ステージ)
http://www.geigeki.jp/
全指定 大人6000円 子ども（６歳〜12歳）4000円
＠沖縄 沖縄市民会館大ホール 7/19-21 3ステージ
＠熊本 熊本県立劇場 7/30 2ステージ
＠北九州 北九州芸術劇場 8/2-3 3ステージ
＠神戸 神戸国際会館 8/16 1ステージ
＠名古屋 愛知厚生年金会館 8/21 2ステージ
＠富山 富山県立劇場 8/30-31 2ステージ
原作：藤子・F・不二雄「大長編 のび太とアニマル惑星」 脚本・演出：鴻上尚史
作詞・音楽プロデュース：森雪之丞 美術：松井るみ 照明：坂本明浩
音響：堀江潤 音楽：HIROSHI WATANABE 作・編曲：本田光史郎 振付：川崎悦子
衣裳：竹田団吾 ヘアメイク：西川直子 歌唱指導：山口正義 殺陣：宮崎剛
演出助手：黒川竹春 舞台監督：澁谷壽久 宣伝美術・映像：冨田中理
宣伝イラスト：岡田康則 制作：中山梨紗、稲毛明子
プロデューサー：三瓶雅史 協力：藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK・
小学館プロダクション 企画製作：国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ
サードステージ http://www.thirdstage.com/dora/
出演：
坂本真 ：のび太
すほうれいこ ：しずかちゃん
脇知弘 ：ジャイアン
小林顕作[宇宙レコード] ：スネ夫
水田わさび（声の出演）：ドラえもん
板垣桃子[劇団桟敷童子]：チッポ（子犬の少年）
平野勲人 ：チッポのパパ
澤田育子[拙者ムニエル]：のび太のママ、チッポのママ、オランウータン町長
藤榮史哉、木村悟、岡田基哉、山根ま美、大久保綾乃、小沢道成、小野川晶、
高橋奈津季、三上陽永、高橋悦子、田尾明子 ：アニマル惑星の住人
2008/9/6(土)晴 11:35-1:34PM(53/休15/48)1F前方中央 客席8割(550？人)
客層：20-30歳代最多に幅広く、女性過半数。パパママ+低学年児童2割。
客入れ：客入時から、動物たちの歌アトラクション。鴻上さんもクロネコ？・コス
プレで客席を歩きながらギター弾き熱唱(拍手強要(汗))、パンフ手売り。疲れ果て
たのか、無言で袖に引っ込む姿にご苦労様ねこ。 折込チラシそれなり。パンフ
なし。 物販。パンフ B5 24ページ 800円。オールカラー 役者ページ、対談
など。ポスター400円。 カーテンコール3分2回。
同名マンガ原作の舞台版。
舞台。開演前幕は大きなドラえもん顔、大きな目玉がアクセント。上がると顔外形の
アーチが3層。手前の紗幕と背後のスクリーンにＣＧ、間に役者や装置をおいて、
立体絵本な趣にしたり。マンガと同じ書き割りの部屋、森の木々と都市など移動式。
車の動きを過ぎる木々で描くとか、定番演出あれこれ。
お話。森の中、ピンクの霧に包まれたのび太達。晴れ間を取ってみれば、そこは知的
生命体・動物達の惑星。地球より発達した科学は徹底したエコロジー思想で貫かれ、
のび太達は関心至極。折しも、のび太母を始め、町内ではゴルフ場開発の反対運動が
行われていたからだ。動物に変身できるマシンで変装、惑星の少年達としばし親しむ
のび太達。地球にもどったある日、糸無し電話から少年の助けを呼ぶ声が聞こえて
…。
ドラえもんにまじ和むねこ。少年達より低い、短躯でチョコ走りする可愛らしさ。
とくに後ろ姿に思わず笑み。大振りはなけれど、会話、ダンスとも細かく演出され、
動きは予想以上。タケコプターは他の役者同様フライングするし。演劇なライブの
楽しさあれこれ盛り込み。ＣＧと布や人形ら道具の共用、歌とダンス、アクロバテ
ィックな動き、それとちょっと客いじり。スピーディな展開が小気味よいねこ。
原作に（未読だけど多分）忠実、平易だけど子供向きってことはなく、素直な物語
展開。斜な見方、悪戯なとこもなく、プレーンな味わい。良いのだけど、特に前半は
スパイスがほしくなったりするねこ。
役者。似てるとかじゃなく、マンガなムードを残しつつ、好演。スネ夫・小林顕作
さん。ほどよく自由にちゃちゃ入れて、スパイシー。チッポ・板垣桃子さん。水を
得た魚のように、キラキラと少年を演じ。のび太・坂本真、しずかちゃん・すほう
れいこ。出過ぎず、存在感。主にママ役・澤田育子。ひっそり(当社比)。
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